見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

随身庭騎絵巻を見に行く/中世・近世の絵画(大倉集古館)

○大倉集古館 館蔵品展『大倉コレクションの精華I-中世・近世の絵画-』(2013年4月6日~5月26日) 大倉集古館の館蔵品展と聞いて、私が真っ先に思い浮かべたのは国宝『随身庭騎絵巻』である。出るのか? いや「中世・近世の絵画」とうたっておいて、出さな…

日本文化の水脈/春の優品展 和歌の世界(五島美術館)

○五島美術館 『館蔵 春の優品展-和歌の世界-』(2013年4月6日~5月6日) 五島美術館は、昨年、4回連続の「新装開館記念名品展」に通って、見るべき館蔵品はだいたい見尽くした感があるが、やっぱり新しい展覧会が始まると、いそいそと足が向いてしまう。 …

引っ越し前夜

先週に続いて、土曜から東京に戻っている。 先週は土曜に旧居を片付け(主に蔵書の仕分け。売り払うものと持ち続けるものと)、日曜は友人と大神社展(前期)を見てきた。感想は、近いうちにあらためて。 今週は、昨日、羽田空港を起点に、五島美術館→渋谷ヒ…

2013春・生活一変

久しぶりのブログ更新である。 3月以降の慌しかった身辺変化をまとめておくと、 3月5日頃 4月から札幌に異動の内示 3月21日 札幌で前任者と引き継ぎ(1泊2日) 3月29日 3年間勤めた職場にお別れ 3月31日 持てる荷物だけ持って、札幌へ →ビジネスホテル住まい…

記憶の中の災害報道/テレビの日本語(加藤昌男)

○加藤昌男『テレビの日本語』(岩波新書) 岩波書店 2012.7 日本でテレビ放送が始まったのは1953年。今年で満60年を迎えた。白黒、カラー、衛星放送、デジタル化と技術面ではめざましい進歩を遂げてきたテレビ放送を、そこで使われる「ことば」の変遷に着目…

まぶしい日本語/国民のコトバ(高橋源一郎)

○高橋源一郎『国民のコトバ』 毎日新聞社 2013.3 小説家である著者は、よく考えてみると、書いてる時間より読んでいる時間のほうがずっと長く、書くより読む方が大好きだという。ずっと日本語を使い、日本語を読み続けてきたわたし(著者)は「ある日、自分…

秘書と事務職員/工学部ヒラノ教授と4人の秘書たち(今野浩)

○今野浩『工学部ヒラノ教授と4人の秘書たち』 技術評論社 2012.11 新年度を迎えて、個人的な職業生活上の変化についても書かなければならないのだが、とりあえず年度末に読んだものの整理から。本書は、工学部の語り部をもって任じる著者の、『工学部ヒラノ…