2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧
中国旅行(12日間)から帰国しました。 写真は、山西省名物の”布老虎”。てのひらサイズで1匹3元(45円)也。 8年前の旅行のときに比べると、数は少なくなったけど、まだお土産屋の片隅で細々と売られていて懐かしかった。 あしたは職場の同僚たちに”里子”に…
■大同、雲崗石窟 主要窟の大仏は、北魏(5世紀)時代の作。動きが少なく、どこか生硬だが、清新な気風を表現する。面長な面貌に、アルカイックな微笑が印象的。その一方、このように極彩色の窟もある。これらは、清代に農民によって施された彩色だというこ…
■磁州窯の大皿 実は、今年の夏、出光美術館で行われた「中国・磁州窯―なごみと味わい」展を見て以来、磁州窯マイブームにハマっている。磁州窯の解説サイトは様々あるが、私としては、有田の源右衛門窯の当主が作っている「世界の古陶めぐり」のページがおす…
■大同、善化寺 唐の玄宗の時代に創建。建物は、遼および金の影響を伝える。軒下の斗供(ときょう=木組み)が豪快である。 ■平遥、鎮国寺 五代北漢の創建。前面のアーチ型の3つの窪みがかわいらしい。倒壊しそうな建物を、丸太で支えているのだろうか? ■平…
■北京出発、帰国 最終日は、フリーで雍和宮を見学の予定だったが、車を出してくれるというので、チェックアウトを済ませ、于さんのガイド付きで、雍和宮を見学。農業展覧館に立ち寄って、お茶を飲んだあと、空港へ向かう。 この日も王部長のお喋りが止まらな…
■邯鄲市内、河北省へ 午前中は、再び社長の案内で、邯鄲市内を見てまわる。武霊叢台、邯鄲市博物館、黄梁夢(”邯鄲の夢”ゆかりの道教寺院)。邯鄲市博物館では、最近、マイブームの磁州窯の逸品を見ることができて、うれしかった。 邯鄲市博物館の磁州窯の特…
■安陽(殷墟) 午前中は、安陽で半日観光。ロータリーで、道案内だという旅行社のお姉さんと、日本語ガイドの女の子が乗り込んでくる。どちらも若い。ガイドさんは、日 本語を勉強中の、現役大学院生だという。これで車内は、運転手さんを入れると、日本人と…
■鄭州商城遺跡、河南博物院 鄭州に向かう途中の打虎亭漢墓は、これも有名な観光地ではないため、道を尋ねながらの到着。古代の生活を彷彿とさせる壁画が楽しかった。 久しぶりの大都市・鄭州に到着し、商城遺跡が窓から見える清真(イスラム式)餃子店で、一…
■登封、塔めぐり 登封は、不思議なところだ。登封という地名を聞いたことがなくても、「少林寺のあるところ」と説明すれば、たいがいの日本人は(西洋人も)納得するだろ う。街には、西洋人の姿が多い。しかも、静かに東洋趣味を楽しむ学究派や、落ち着いた…
■龍門石窟、白楽天の墓 今日から、河南省のローカルガイドさんが加わる。山西人らしく、気性の荒い于さんとは対照的に、万事穏やかで優しい雰囲気の女性。車中の話し相手ができた于さんは、ちょっとご機嫌。 まず、山西省の雲崗と並び、中国三大石窟に数えら…
■河南省まで 今日で山西省とはお別れ。函谷関を経由して、河南省の洛陽まで走る。午前中は、車に乗りっぱなしの長旅である。 これに先立つ4日目のこと、ガイドの于さんから、我々に「クレーム」の申し入れがあった。このツアー、数年前から、我々は、当初の…
■喬家大院、平遥 太原から、再び南下を開始。鞏俐(コン・リー)主演の映画『紅夢』(原題『大紅灯籠高高掛』)のロケ地として有名な、喬家大院を見学。平日というのに、何組もの団体客がひしめき合い、ものすごい混雑である。 紅い提灯が艶かしい、喬家大院…
■天龍山石窟 薄暗い曇り空の下、天龍山石窟に向けて出発。ときどき、激しい雨足が車窓を叩きつける。「私は雨の中でガイドしたことないんだから、絶対晴れるよ」と于 さんは強気だが、我々はひそかに「今日は“山”だからなあ・・・」と思っている。我々の「高…
■懸空寺、応県木塔 大同より南下、懸空寺と応県木塔に立ち寄る。懸空寺は、断崖絶壁に張り付くように作られた、不思議な建築である。鳥取県三朝(みささ)の投入堂とか、長 野県小諸の布引観音堂を、中国的スケールの風景の中に置いたものと考えればよい。8…
■雲崗石窟 大同は、山西省でも最北の地。内モンゴル自治区を挟んで、国境に近い。そのため、多くの兵士が駐留している。私は見なかったが、ホテルの朝食の席にも、機関銃を携えた兵士の姿があったとか。 最初の観光地、雲崗石窟に向かう。朝からいくぶん雲行…
■出発前 恒例の中国旅行の季節がやってきた。その前に、この場を借りて報告しておくと、私は、今年4月、東文研から総合図書館に異動になった。新しい職場は、毎 日、カウンターに出るサービス担当なので、「長期休暇は取りにくい」のではないかと心配された…
本日より、8/31まで夏休み。恒例の中国旅行に出かけます。 今年は、雲崗石窟(2回目)、天龍山石窟(初めて)、龍門石窟(3回目)を訪ねる石窟巡礼ツアー。実は、伊東忠太、関野貞、岡倉天心らの足跡をめぐる旅でもあります。 しばらくブログの更新はありませ…
○佐野眞一『阿片王:満州の夜と霧』新潮社 2005.7 ノンフィクション作家・佐野眞一の作品を読んだのは、出版界の実態を多角的に描いた『だれが「本」を殺すのか』(プレジデント社, 2001.2)が最初だった。そのあと、さかのぼって『東電OL殺人事件』(新潮社…
○T・K生,「世界」編集部『韓国からの通信-1972.11~1974.6-』(岩波新書)岩波書店 1974.8 「韓国からの通信」は、1970~80年代、岩波書店の雑誌『世界』に「T・K生」のペンネームで連載された匿名記事である。韓国の軍事独裁権力による弾圧のすさまじさと…
○東京国際フォーラム『アート オブ スター・ウォーズ エピソード3展』 http://www.starwarsjapan.com/museum/topics/topics0505/tokyo_exhibition.html 2003~2004年に、京都国立博物館や上野の科学博物館で『スター・ウォーズ展』が開かれたときは、へえ~…
○映画『STAR WARS エピソード3 シスの復讐』 http://www.foxjapan.com/movies/episode3/ 面白かった。しかし、何が面白かったかと言われると困るのだ。話のスジは見る前からほとんど分かっているのだから。 それにしても感慨深い。スター・ウォーズの第1作目…
セブンイレブンの「旨みあずき」アイスクリーム。 今週はず~っと肉体労働だったので、ごぼうび。 世間はお盆モードの週末だけど、 私は明日も出勤して、仕事のハカを稼いでおく予定である。 私の夏休みまでは、あと1週間!
○水木しげる『神秘家列伝』(其ノ1)(其ノ4)(角川ソフィア文庫)角川文庫 2004.7/2005.7 この本の存在には、前から気づいていたが、ふーん、妖怪マンガじゃなくて人物評伝かあ、と思って素通りしていた。表紙の似顔絵も、誰だかよく分からない西洋人(1巻…
○戸栗美術館 『館蔵 鍋島焼名品展』 http://www.toguri-museum.or.jp/ というわけで(前日を参照)、根津美術館を予定より早く切り上げることになってしまったので、この展覧会に寄ることにした。 「鍋島焼」は、肥前(佐賀県)鍋島藩の焼き物である。鍋島藩…
○根津美術館 特別展『明代絵画と雪舟』 http://www.nezu-muse.or.jp/ 猛暑の週末、根津美術館に行ってきた。先月(第1期)に続く、再訪である。板倉聖哲氏の講演「雪舟が見た明代中期画壇」を聴こうと思った。講演は2時からだというので、整理券を配り始める…
○玄武岩(ヒョン・ムアン)『韓国のデジタル・デモクラシー』(集英社新書)集英社 2005.7 韓国社会のIT化が急速に進行している、と聞いたのは、5年ほど前のことだ。2000年7月に「本とコンピュータ」という雑誌が「コリアン・ドリーム!~韓国電子メディア探…
今年も、鎌倉・鶴岡八幡宮の「ぼんぼり祭り」に行ってきた。東京は、コンクリートの照り返しに殺されそうな猛暑の1日。それでも、夕方6時頃、北鎌倉の駅に降り立つと、生き返った気持ちがした。電灯のともったホームには、もはや観光客の姿もまばらで、ヒグ…
○本願寺ホームページ http://www.hongwanji.or.jp/ 今日の話をどうまとめようか、考えた末、まず、上記の「浄土真宗本願寺派(西本願寺)」公式ホームページを紹介することにした。数年前に発見したときも盛りだくさんなサイトだと思っていたが、またメニュ…
○東京国立博物館 特別展『模写・模造と日本美術-うつす・まなぶ・つたえる-』 http://www.tnm.go.jp/ このポスターを見たときはにやりとしてしまった。赤い背景の中央に、白い小さな字で「模写だけで展覧会になるとは思わなかった。横山大観」。その下に、…
○仲正昌樹『日本とドイツ、二つの戦後思想』(光文社新書)光文社 2005.7 本のオビに「なぜ謝るのか?/なぜ謝らないのか?/根本から解き明かす」とあるのを見て、即座に、ああ、この夏流行りの”戦後60年記念”出版の1つだな、と思った。確かに本書は、日本…