見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2025年7月展覧会拾遺

■太田記念美術館 『鰭崎英朋』(2025年5月31日~7月21日) 月岡芳年の孫弟子であり、明治末から昭和にかけて、小説の単行本や雑誌の口絵に美しい女性たちを描いた鰭崎英朋(1880-1968)の作品を展示する。木版画、石版画、オフセット印刷など、さまざまな印…

2025年7月関西旅行:藤田美術館、大阪歴史博物館など

■藤田美術館 『酔』(2025年7月1日~9月30日)『雨』(2025年6月1日~8月31日)『鳥』(2025年5月1日~7月31日) 「酔」には菱川師宣筆『大江山酒吞童子絵巻』あり。全体にパステルカラー系の色合い。鬼たちも頼光一行も、あまり強そうでない。『饕餮禽獣文…

門前仲町グルメ散歩:2025夏・初かき氷

門前仲町の深川伊勢屋で、この夏初のかき氷(イチゴ、練乳添え)+ソフトクリームトッピングをいただく。昨年よりソフトクリームの盛りがよくなったように思ったのは気のせいかな。 例年、かき氷を食べたあとは、身体の中からクールダウンされる感覚があった…

2025年7月関西旅行:日本美術の鉱脈展(大阪中之島美術館)

〇大阪中之島美術館 『日本美術の鉱脈展:未来の国宝を探せ!』(2025年6月21日~8月31日) 縄文から近現代まで、日本美術のいまだ知られざる鉱脈を掘り起こし、美しい宝石として今後の日本美術史に定着していくことを目標とする展覧会。山下裕二先生の監修…

夏は納涼血みどろホラー/文楽・伊勢音頭恋寝刃ほか

〇国立文楽劇場 令和7年夏休み文楽特別公演 第3部・サマーレイトショーWelcome to BUNRAKU!(2025年7月19日、18:15~) 三連休は土日1泊だけ関西で遊んできた。目的の一つは夏休み文楽公演。あまり考えずに第3部を選んだら、外国人向け特別企画で、いつもの…

本郷三丁目でマレーシア家庭料理

本郷三丁目で友人たちと会うことになり、夕食に選んだのが、マレーシア料理のThe Kopitiam Hongo(ザ・コピティアム・ホンゴウ)。駅前を少し離れた住宅街の小さなレストランだが、さまざまな言葉を話すお客さんでにぎわっていた。 コースメニューの最後に出…

浮世絵見て歩き/上野の森、千葉市美、慶応義塾

■上野の森美術館 『五大浮世絵師展-歌麿、写楽、北斎、広重、国芳』(2025年5月27日~7月6日) 大河ドラマ『べらぼう』の影響か、今年は浮世絵展が大流行りである。私は東京近郊の展覧会は全て見に行こうと決めている。この展覧会は、閉幕1週間前に出かけた…

さまざまな美女/上村松園と麗しき女性たち(山種美術館)

〇山種美術館 特別展・生誕150周年記念『上村松園と麗しき女性たち』(2025年5月17日~7月27日) 2025年、上村松園(1875-1949)が誕生して150年を迎えることを記念し、数々の名品を取り揃えてその画業をたどるとともに、松園と同時代の画家から現在活躍中の…

自然観察と書画工芸/花と鳥(三井記念美術館)

○三井記念美術館 美術の遊びとこころIX『花と鳥』(2025年7月1日~9月7日) この「美術と遊びとこころ」というシリーズ、私のメモでは2013年のVI(第6回)まで遡ってしまうのだが、最近も使われていたのかな。気づいていなかった。第9弾の今回のテーマは花と…

青銅器と青銅鏡の宇宙/死と再生の物語(泉屋博古館東京)

〇泉屋博古館東京 企画展『死と再生の物語(ナラティヴ)-中国古代の神話とデザイン』(2025年6月7日~7月27日) 京都の泉屋博古館所蔵の青銅鏡の名品を中心として、中国古代の洗練されたデザイン感覚、その背景となった神話や世界観を紹介する企画展。「動…

育てられた復讐者/中華ドラマ『蔵海伝』

〇『蔵海伝』全40集(優酷、2025年) 人気俳優・肖戦(シャオ・ジャン)主演の復讐古装劇ということで注目を集めていたドラマだが、私はあまり感心しなかった。舞台は架空の王朝・大雍(雰囲気は明代)。欽天監監正・蒯鐸の幼い息子・稚奴は、ある晩、辺境に…

美術の近代を目指して/東京美術学校物語(新関公子)

〇新関公子『東京美術学校物語:国粋と国際のはざまに揺れて』(岩波新書) 岩波書店 2025.3 東京美術学校(東京芸術大学の前身)は、1887(明治20)年10月に創立が決定し、明治22(1889)年2月に最初の学生を受け入れた。芸大では明治20年を起点に創立何周…

比べて味わう高野切/極上の仮名(五島美術館)

〇五島美術館 平安書道研究会900回記念特別展『極上の仮名 王朝貴族の教養と美意識』(2025年6月25日~8月3日) あ、次の展覧会は古筆ね、というくらいの軽い気持ちで見に行ったら、とんでもない特別展だった。仮名関係の展示は前後期併せて106件、そのうち7…

常設展の楽しみ/明代文人文化の華やぎ(東博)他

先週末、上野の森美術館の『五大浮世絵師展』を目指して上野に行ったら、開館前からものすごい行列だったので、予定を変更して東博に足を向けた。 ■東京国立博物館・東洋館8室(中国の絵画) 橋本コレクション受贈記念『明代文人文化の華やぎ』(2025年6月3…

2025パソコン買い換え+大横川工事風景

5月の連休頃、2021年2月から使っていたノートパソコンが、とうとう起動しなくなってしまった。実は何度か同じ事象が起きたり、一部のキーが効かなくなったりしていたのを、だましだまし使っていたが、さすがにあきらめて新しい機種を購入した。 ASUSが二代続…