2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
■国立西洋美術館 『ルーベンス展-バロックの誕生』(2018年10月16日~2019年1月20日) 今年の年末年始は、上野にムンクもフェルメールも来ていたが、結局ルーベンスしか行かなかった。私はルーベンスと聞くと、肉づき豊かな女性の裸体像を思い出すが、今回…
〇草薙奈津子『日本画の歴史. 近代篇:狩野派の崩壊から院展・官展の隆盛まで』(中公新書) 中央公論新社 2018.11 巻末附録の年譜は万延元年(1860)の横浜絵流行に始まり、昭和20年(1945)の終戦(日本、無条件降伏)までをカバーしているが、主題は幕末…
〇雑誌『芸術新潮』2019年2月号「特集・正統なんてぶっ飛ばせ!/奇想の日本美術史」 新潮社 2019.2 江戸絵画のイメージを変えたロングセラー・辻惟雄氏の『奇想の系譜』(1970年刊)から半世紀。同書の内容をそのまま展示に移した『奇想の系譜展:江戸絵画…
〇ギャラリーエークワッド 『木下直之全集-近くても遠い場所へ-』(2018年12月7日~2019年2月28日) 「木下直之(を)全(ぶ)集(める)」と題し、2000年に東京大学大学院に設立された文化資源学研究室に招かれ、20年近くにわたり研究を率いてきた木下直…
〇東京都美術館『奇想の系譜展:江戸絵画ミラクルワールド』(2019年2月9日~4月7日) 美術史家・辻惟雄氏(1932-)の『奇想の系譜』(1970年刊)に基づく「奇想の絵画」展の決定版。同書で紹介された、岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪…
〇元木泰雄『源頼朝:武家政治の創始者』(中公新書) 中央公論新社 2019.1 私は長年の平家びいきで、源氏にはあまり興味がない。だが、最近、坂井孝一氏の『承久の乱』を読んで、鎌倉幕府の歴史に興味を感じたことと、著者の『河内源氏』(中公新書、2011)…
〇永青文庫 早春展『石からうまれた仏たち-永青文庫の東洋彫刻コレクション-』(2019年1月12日~4月10日) 永青文庫には、いつも展示室の一角(以前は3階、現在は4階)に置かれている大きな中国の石仏があることは記憶に残っていたが、テーマ展示ができる…
〇びわ湖長浜KANNON HOUSE 『安念寺 天部形立像・如来形立像(いも観音)』(2019年1月22日~) 上野・不忍池の東畔にある「びわ湖長浜KANNON HOUSE」は2016年3月にオープンした施設。観音の里として名高い長浜市(湖北一帯を含む)の仏様に、2か月に1体(1…
〇台東区立書道博物館 企画展『王羲之書法の残影-唐時代への道程(みちのり)』(2019年1月4日~3月3日) 東京国立博物館の『顔真卿』展がよかったので、久しぶりに書道博物館に行ってみた。自分のブログで調べると2012年秋に訪ねたのが最後で、6年ぶりらし…
〇国立劇場 人形浄瑠璃文楽 平成31年2月公演(2月2日) ・第1部『桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)・石部宿屋の段/六角堂の段/帯屋の段/道行朧の桂川』(11:00~) 文楽2月公演の初日に行った。第3部の『壇浦兜軍記』に人気が集まっているが、あ…
〇日本民藝館 特別展『柳宗悦の「直観」:美を見いだす力』(2019年1月11日~3月24日) 大変よい展覧会という評判を聞いて、慌てて見に行った。朝鮮陶磁、木喰仏、日本の民藝など、それまで顧みられることのなかった美を次々と見いだした柳宗悦の「直観」を…
〇坂井孝一『承久の乱:真の「武者の世」を告げる大乱』(中公新書) 中央公論新社 2018.12 『応仁の乱』に始まる中公新書の「乱」シリーズ(?)、時代を遡って、ついに承久の乱(1221)に到達した。世間的な認知度はよく知らないが、私にとっては、南北朝…
〇雑誌『BRUTUS』2019年2/15号「現代美術家・会田誠の死ぬまでにこの目で見たい日本の絵100」 マガジンハウス 2019.2 雑誌『芸術新潮』と『BRUTUS』がどちらも日本美術の特集だったので、一緒に購入した。こちらの方が感想が書きやすそうなので先に書く。現…
今日2月3日は節分、と書きかけて、昨日は寝落ちしてしまった。今日2月4日は旧暦の元旦である。新年快楽! 昨日の節分は恵方巻を食べた。柿の葉寿司「ゐざさ」のハーフサイズ恵方巻である。関西のお寿司らしく、甘めの味付け。実はキュウリが入っていないとこ…