見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

さまざまな戦争とニュース/出来事との距離(町田市立国際版画美術館)

〇町田市立国際版画美術館 企画展『出来事との距離-描かれたニュース・戦争・日常』(2023年6月3日~7月17日) 最近、「攻めた」企画の続く同館のコレクション展。ニュースや戦争を描いた作品を通して、過去・現在のアーティストが「出来事との距離」にいか…

文芸・絵画とともに/琳派のやきもの(出光美術館)

〇出光美術館 尾形乾山生誕360年『琳派のやきもの -響きあう陶画の美』(2023年6月10日~7月23日) 江戸時代中期を代表する京の陶工・尾形乾山(1663-1743)をはじめとして、継承されゆく「琳派のやきもの」の世界を紹介する。という趣旨の展覧会だが、展示…

2023ご近所・夏の花

我が家の近くの小さな緑地では、毎年、この時期に大輪のユリが花を咲かせる。ずっと機会を逃していたが、ようやく写真を撮ることができた。ちなみに花の陰には、関東大震災の供養塔と東京大空襲の慰霊碑がひっそりと立っている。 花の多い地域なので、どの季…

令和4年度新収品+常設展(東京国立博物館)

■東京国立博物館 本館・特別1室-特別2室 特集『令和4年度新収品』(2023年5月30日~6月25日) ホームページに「毎年開催する新収品展」という記載があるのだが、実はあまり記憶がなかった。調べたら、2020年と2021年は10月に平成館の企画展示室で開催されて…

アイスショー"Fantasy on Ice 2023 新潟"

○Fantasy on Ice 2023 in 新潟、初日(2023年6月16日 17:00~)/3日目(2023年6月17日 14:00~) アイスショーFaOI(ファンタジー・オン・アイス)新潟公演を見てきた。金曜は全日有休を取ったにもかかわらず、午前中は在宅でオンライン会議、PCを抱えて新…

女子的中華世界/雑誌・すばる「中華(ちゅーか)、今どんな感じ?」

〇雑誌『すばる』2023年6月号「特集・綿矢りさプロデュース 中華(ちゅーか)、今どんな感じ?」 集英社 2023.5 中国発の幻想ファンタジー小説『魔道祖師』の作者・墨香銅臭氏が誌面に登場すると分かって、多数の『魔道祖師』および『陳情令』ファンが買いに…

2023新潟旅行おまけ:新潟駅ぽんしゅ館

FaOI(ファンタジー・オン・アイス)2023を見るための新潟旅行おまけ。5年ぶりの新潟駅は、再開発が進行中で、ずいぶん様変わりしていた。事前に情報をチェックして、楽しみにしていたのが「ぽんしゅ館」。 お酒やお米、おにぎり、お菓子、蕎麦など、厳選し…

新潟半日観光:新潟市歴史博物館+万代島美術館

■新潟市歴史博物館みなとぴあ 常設展 今週もアイスショー三昧。アイスショーFaOI(ファンタジー・オン・アイス)2023新潟公演の初日と2日目を見てきた。私は、初めて見たアイスショーが2010年のFaOI新潟公演で、以来、この会場が好きで、2011年、2014年、201…

推し活!展(演劇博物館)+私も描く(會津八一記念博物館)

■早稲田大学演劇博物館 2023年度春季企画展『推し活!展-エンパクコレクションからみる推し文化』(2023年4月24日~8月6日) 私は古い人間なので、応援する対象を「推し」と呼ぶことが流行り始めた頃は、またヘンな日本語が出てきたなあと思っていた。それ…

意外と知らないお地蔵さま/救いのみほとけ(根津美術館)

〇根津美術館 企画展『救いのみほとけ-お地蔵さまの美術-』(2023年5月27日~7月2日) 館蔵品の仏画や仏像を中心として、日本における地蔵信仰の歴史とその広がりを概観する。子どもの頃、「おじぞうさん」はマンガや昔話にも登場する、親しみやすい存在だ…

仙台観光:東北歴史博物館、宮城県美術館

■東北歴史博物館 特別展『東日本大震災復興祈念 悠久の絆 奈良・東北のみほとけ展』(2023年4月15日~6月11日) FaOI(ファンタジー・オン・アイス)宮城の金曜公演のチケットが取れたときから、翌日は少し観光して帰ろうと計画していた。土曜は、まず多賀城…

アイスショー"Fantasy on Ice 2023 宮城"

○Fantasy on Ice 2023 in 宮城、初日(2023年6月2日 17:00~) 今年もアイスショーFaOI(ファンタジー・オン・アイス)の季節が巡ってきた。昨年のチケット争奪戦には泣かされたが、プロ転向を表明した羽生くんが、矢継ぎ早に新たなアイスショーを立ち上げた…

「私たち」はなにものか/宮本常一(畑中章宏)

〇畑中章宏『今を生きる思想:宮本常一:歴史は庶民がつくる』(講談社現代新書) 講談社 2023.5 はじめに「民俗学」という学問について、著者は次のように解説する。人文科学は「私たちはどこから来たのか」「私たちはなにものか」「私たちはどこへ行くのか…

「唐の中華」の誕生/中華を生んだ遊牧民(松下憲一)

〇松下憲一『中華を生んだ遊牧民:鮮卑拓跋の歴史』(講談社選書メチエ) 講談社 2023.5 このところ、遊牧民に注目した中国史の本(私にも読めるような一般向けの教養書)が次々に出ていて、どれも面白い。本書は鮮卑拓跋部と呼ばれる遊牧集団の歴史を概観す…

多賀城碑(壺の碑)を訪ねる

金曜はアイスショーFaOI(ファンタジー・オン・アイス)2023宮城公演の初日を見るために仙台に行ってきた。そのレポートは後で書くことにして、さきに今日の観光の話を書いておく。金曜は夜公演だったので1泊して、朝から多賀城市の東北歴史博物館に出かけた…