2003-01-01から1年間の記事一覧
中国は全土で統一時間を用いているため、西に移動するほど日の出が遅い。朝の7時半を過ぎるとようやく空が白み始めた。麗江古城は、いわゆる伝統中国の町と根本から異なっていて、城壁がなく、碁盤の目のように整然とした大通りもない。ホテルの窓から眺め…
剣川石窟を経由して麗江へ向かう。大理を離れる今朝になって、初めて空がカラリと晴れ上がった。白い冠雪をいただいた蒼山の峰々が全貌を現すと、風景の風格が急にひとまわり大きくなって、日本の水郷から、ヨーロッパのアルプスに転じる。 昨日、「大理名物…
空が明るいにもかかわらず、引き続き、雨。IKさんは物売りのおばさんから折りたたみ傘を買う。これで晴れるかな?と期待したが、結局、夕方まで天気雨が続いた。「よっぽど大勢のキツネが嫁入りする日なんだろうなあ」とIKさん。古城内にある大理市博物館を…
午後1時まで自由時間。全員で早起きをし、早めの朝食を済ませて街に出る。新聞には広州で「疑似非典(SARS)患者発生」のニュースが報じられている。東寺塔、西寺塔という2つの塔を目指して歩く。周囲には復古調の町並みが作られ、観光開発が進んでいる様…
数ある中国の名勝地の中で「雲南に行きたい」と思い始めたのはいつごろだったか。1997年に麗江が世界遺産に登録され、衝撃的に美しい古城の写真を見 た頃だったような気もする。どこか日本の宿場町の「古写真」のようなその風景が、現存する中国の町であると…
■仁寺洞(インサドン)付近の楽器屋。 店頭に積んであるのは全て太鼓。韓国人は打楽器大好き!(と見た。)寺院での礼拝も、宮廷の礼楽も、サッカーの応援も、打楽器なしには始まらない。 ■昌徳宮(チャンドックン) 日月五峯図の屏風を背にした玉座。 ■同じ…
■海印寺(ヘインサ)。 高麗版大蔵経の版木を収めた収蔵庫。 左:外観。雨で地面はびしゃびしゃ。右:格子戸からのぞいた内部。 世界遺産をこんな保存環境でいいのか!?と思うが、一度、最新設備の収蔵庫に版木を移したところ、黴が生えてしまい、あわてて…
■茸長寺(ヨンジャンサ)址の三層石塔。 絶景。ここまでは比較的なだらかな登りだった。 さらに歩いて、眺望の開けた尾根に至る。さっきの三層石塔が眼下に小さく見えている(画面中央)。 ■神仙庵 この磨崖仏にお会いするには、向かって右手の奥から、この…
■掛陵(けりょう) 典型的な韓国の陵墓の風景である。松林の中に開けた草地。なだらかな緑の土饅頭。韓国では、墳墓に樹木を植えると、その根が地中の死者を苦しめると思われているので、絶対に植えないとの話。 ■仏国寺(プルグクサ) 典型的な韓国の仏像。…
■釜山 朝7時過ぎのチャガルチ市場。海岸に沿った一本道沿いの細長い一角で、ほとんどが鮮魚店か乾物店。海岸に背を向けた側には、仮設小屋や、屋根もない路上商売の列。海岸に面した側には、2階建て・3階建ての大きな店舗が並ぶ。 ■通度寺(トンドサ) 韓…
最終日のフリータイムをいかに有効に使うか、昨日から入念な協議の結果、まず国立中央博物館へ向かう。開館と同時に入館し、興味に応じて自由行動。1階の高麗青磁と白磁を「まさに圧巻」と賞美したのはSGさん。私は2階の考古資料と地階の仏像に重点を置き…
それぞれ早起きしてホテル併設の温泉へ。ジャグジー、サウナ、水風呂などのほか、オンドル床に上がって麻袋をかぶる韓国式サウナ(汗蒸幕=ハンジュンマク)の設備もあり、マッサージ用の寝台には黒ビキニのおばさん(マッサージ師)が待機していた。ちなみ…
光州を出発。ツアー後半の舞台となる韓国西部は、山がちな東部と異なり、山の稜線がなだらかで、開放的な風景が続く。心なしか大和盆地に似ている。朝、バスの中で携帯電話に着信を受けた金さんが、恥ずかしそうに「父からです」と告白。「もう30歳を過ぎて…
朝から「筋肉痛出てる?」「まだ大丈夫」など中高年会話を交わしつつ、慶州をあとに、海印寺(ヘインサ)へ向かう。今日も天気はすぐれない。海印寺は高麗大蔵経の版木8万枚余を収蔵する名刹で、世界遺産にも指定されている。境内に到着するとまもなく雨は…
この日は慶州南山(ナムサン)で石仏巡りハイキングの予定。最も天候が気にかかる1日である。これまで我々の中国ツアーは、五台山、長白山、峨眉山など「名山に登ると雨に遭う」ジンクスにつきまとわれてきた。唯一、好天に恵まれた泰山ツアーはIKさんが不…
朝、韓国のテレビをつけたところ、暴風雨の中、レポーターが今にも濁流に沈みそうな橋をレポートしている。どこの話か分からないまま、画面が切り替わってしまったが、前夜のソウルは大雨だったらしい。 この日の慶州もはっきりしない空模様だった。まず、東…
海鮮食堂で牡蠣雑炊の朝食(美味!)をすませ、浮石寺(プソクサ)に向かう。車中の説明を聞きながら、浮石寺が義湘と善妙ゆかりの寺であると初めて知り、そうか、義湘って新羅人だったんだ、とあらためて気づく。京都の高山寺に伝わる『華厳宗祖師絵伝』で…
二日酔いの心配なきにしもあらずだったが、翌朝はスッキリ早起き。焼酎は残らなくていい。海岸を目指して散歩に出る。ホテル周辺は閑散とした雰囲気だったが、チャガルチ市場と呼ばれる海鮮市場に到着すると、そこだけは別世界のように活気に満ちていた。市…
本年4月、私は無事に解由状をもらって東京に帰任した。新しい職場では、職員は着実に休暇の消化につとめている様子。夜の7時には事務室も廊下も電気が消えてしまう。土日のサービス出勤もおおよそ無し(これでこそ公務員)。今年はたくさん夏休みが取れるぞ…