見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

2025-02-01から1ヶ月間の記事一覧

凶悪犯との長い戦い/中華ドラマ『漂白』

〇『漂白』全14集(愛奇藝、2025年) かなりグロテスクで陰惨な犯罪事件を扱ったドラマなので、万人にお薦めはできないが、私はハマって見てしまった。2002年、雪城市(架空の市、北国っぽい)で猟奇的な殺人事件が発覚する。集合住宅の排水口から発見された…

歴史画いろいろ/武士の姿・武士の魂(大倉集古館)

〇大倉集古館 企画展『武士の姿・武士の魂』(2025年1月28日~3月23日) 本展第1章では江戸時代から昭和にかけて武士の姿を描いた作品と、霊威をもち武士の魂として大切にされてきた刀剣を展示、第2章では、武力や権力の象徴であり、威信財でもある鷹を描い…

東京長浜観音堂フィナーレイベント(東博)

〇東京国立博物館・平成館大講堂 東京長浜観音堂フィナーレイベント『びわ湖・長浜の観音文化~これからもまもりつづけるために~』(2025年2月22日、13:00~16:00) 長浜市内の観音像の展示を行ってきた「東京長浜観音堂」の閉館(2024年12月1日)に伴うフ…

2025年2月:大雪の金沢散歩

2泊3日の金沢出張に行ってきた。去年の同じ時期は兼六園で梅が咲いていたと記憶しているのだが、今年は大雪。最終日の昨日の朝は、少し自由時間があったので、駅周辺を歩いてみたが、近江市場の入口もこんな感じ。 ここは照円寺(金沢市笠市町)。府中市美術…

花木とともに/花器のある風景(泉屋博古館東京)

〇泉屋博古館東京 企画展『花器のある風景』(2025年1月25日~3月16日) 住友コレクションから花器と、花器が描かれた絵画を紹介し、同時開催として、 華道家・大郷理明氏より寄贈された花器コレクションも展示する。ちょっと珍しい視点の展覧会だけど、果た…

台湾旅行2025【3日日/最終日】保安宮、龍山寺、迪化街

最終日2月10日は月曜日で、博物館や美術館などの公共施設はお休みが多いので、寺廟めぐりと街歩きに当てることにした。MRT圓山駅から歩いて台北孔子廟に向かうと、やがて「万仞宮牆」と呼ばれる赤くて高い壁が見えてくる。 ■台北孔子廟(台北市大同区大龍街…

台湾旅行2025【2日日】中研院歴史文物陳列館、行天宮

■中央研究院歴史言語研究所 歴史文物陳列館(台北市南港区中研路) 故宮博物院からの移動は所要1時間くらいで、13:30には歴史文物陳列館に到着することができた。冷たい小雨がパラパラ降り始めていたので、急いで館内に駆け込む。エントランスに大勢の参観客…

台湾旅行2025【2日日】国立故宮博物院(続き)

■国立故宮博物院(台北市士林区至善路) 【202,210,212室】「心を伝える書と絵-書画に見える人情味」(2025年1月10日~4月13日)品物や風景に託した思い、旅立ちや長寿の祝いなど、気持ちの伝達を中心に文字や絵画で心情を表現した書画作品を展示する。 明…

台湾旅行2025【2日日】国立故宮博物院

今回の台湾旅行では、行きたい博物館が3つ(国立歴史博物館、国立故宮博物院、中央研究院歴史文物陳列館)あって、当初は1日1ヶ所を予定していた。ところが出発直前になって、3日目の月曜日は全て休館であることを発見(故宮博物院は無休かと思っていた)。…

台湾旅行2025【初日】国立歴史博物館、台北植物園、中壢

久しぶりに2泊3日の弾丸台湾旅行に行ってきた。年末年始にも検討していたのだが、安いツアーが見つからなくて断念。この時期、ようやく航空券とホテルで15万円を切る設定ができたので、決行することにした。 2月8日(土)は早朝5時起き、羽田発7:55の中華航…

台湾旅行2025【食べたもの】

2月8日から10日まで2泊3日の台湾旅行に行ってきた。私の最後の海外旅行は、コロナ禍直前の2020年正月の台湾旅行だったので、それから5年ぶりである。見てきたもののレポートはこれからゆっくり書くとして、まずは食べたもの。 今回、基本的には一人旅を計画…

2025台湾旅行

【gooフォトチャンネルから移行】2025年2月8日~10日、2泊3日の台湾旅行(台北泊)の記録です。2月8日:国立歴史博物館→桃園市中壢区老街渓の禅園で会食。2月9日:故宮博物院→中央研究院歴史文物陳列館。2月1日:写真は、龍山寺→迪化街散策。

珠玉のコレクション再び/少女たち(三鷹市美術ギャラリー)

〇三鷹市美術ギャラリー 『発掘された珠玉の名品 少女たち-夢と希望・そのはざまで- 星野画廊コレクションより』(2024年 12月14日~2025年 3月2日) 京都・岡崎の神宮道の「星野画廊」は、画家の名前にとらわれず、埋もれていた優品を数多く発掘してきた…

悪の帝国像を忘れて/帝国で読み解く近現代史(岡本隆司、君塚直隆)

〇岡本隆司、君塚直隆『帝国で読み解く近現代史』(中公新書ラクレ) 中央公論新社 2014.12 「帝国」をキーワードに近現代史(18世紀~現代)を捉え直してみようという対談。ヨーロッパ国際政治史の君塚先生も中国史の岡本先生も大好きなので、わくわくしな…

2025年1月展覧会拾遺

■台東区立書道博物館 東京国立博物館・台東区立書道博物館連携企画『拓本のたのしみ-王羲之と欧陽詢-』(2025年1月4日~3月16日) この年末年始は、三井記念美術館の『唐(から)ごのみ』展で弾みがついて、東博→書道博物館と拓本を眺めてまわった。本展は…

北宋ミステリー画巻/中華ドラマ『清明上河図密碼』

〇『清明上河図密碼』全26集(中央電視台、優酷、2024年) 北宋の都・開封の賑わいを描いた画巻『清明上河図』をモチーフにしたミステリー時代劇。画巻の作者として知られる張択端も劇中に登場する。主人公は大理寺の下級官吏の趙不尤。父親の趙離、弟の墨児…