2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧
〇早島大祐『徳政令:なぜ借金は返さなければならないのか』(講談社現代新書) 講談社 2018.8 徳政令というのは、債務破棄、すなわち借りたお金を「返さなくてよい」という法令である。小学生の頃、日本史を扱った学習マンガでその存在を知ったときは、現代…
〇根津美術館 企画展『はじめての古美術鑑賞-絵画のテーマ-』(2019年5月25日~7月7日) 2016年から始まった「はじめての古美術鑑賞」シリーズ。絵画、紙、漆と来て、今年は再び絵画に戻った。ただし2016年の第1回が「絵画の技法と表現」だったのに対して…
〇木下直之『木下直之を全ぶ集めた』 晶文社 2019.1 今年2月、東陽町のギャラリーエークワッドで開催された展覧会『木下直之全集-近くても遠い場所へ-』を見に行った。会場には、木下先生の著作を年表ふうに並べたコーナーがあって、ふむふむ、これは読ん…
〇佐藤信弥『周 - 理想化された古代王朝』(中公新書) 中央公論新社 2016.9 私は高校の世界史の先生から「かつて中国最古の王朝は周だった。それが、研究が進んで、今では殷王朝の実在が認められるようになった」と聞いた記憶がある。殷王朝については、遺…
〇三井記念美術館 大用国師二百年・釈宗演老師百年大遠諱記念特別展『円覚寺の至宝:鎌倉禅林の美』(2019年4月20日~6月23日) 鎌倉・瑞鹿山円覚寺は、弘安5年(1282)鎌倉幕府第8代執権北条時宗により、中国から招聘した無学祖元(むがくそげん)を開山と…
■鎌倉市鏑木清方記念美術館 特別展『清方と金鈴社の画家たち-吉川霊華・結城素明・平福百穂・松岡映丘-』(2019年4月18日~5月22日) 鎌倉で気になる展覧会をやっているのでまわってきた。まずは久しぶりの鏑木清方記念美術館。「金鈴社」は、美術評論家の…
〇雑誌『芸術新潮』2019年5月号「特集・オールアバウト東寺」 新潮社 2019.5 ずいぶん前にも『芸術新潮』の東寺特集を読んだ記憶がある。蔵書のほとんどは段ボール箱に入っていて、すぐに参照できないので、ネットで検索したらちゃんと出てきた。1995年7月号…
〇東京国立博物館 特別展『国宝 東寺 - 空海と仏像曼荼羅』(2019年3月26日~6月2日) 会期も後半だし、そろそろ空いているかと思っていったのだが甘かった。やっぱり混んでいた。特に入ってすぐの展示ケース前は渋滞していた。観智院伝来の『弘法大師像(…
噂を聞いて、一度は行ってみたいと思っていた「ザムザムの泉」に行って蘭州ラーメン(蘭州牛肉麺)を食べてきた。いやこれは美味しい。ほかの店の牛肉麺が食べられなくなるというのは分かる。 お店は西川口駅から5分くらいの住宅街の中。日曜日の昼過ぎで、…
〇『倚天屠龍記』全50集(2019年、騰訊視頻) 金庸作『倚天屠龍記』の映像化は、2009年の張紀中プロデュース版以来、10年ぶりらしい。2009年版は2012年くらいにネットで見た。世界遺産の武当山ロケをはじめ、映像は美しかったが、物語は分かりにくかった。そ…
〇清水克行『戦国大名と分国法』(岩波新書) 岩波書店 2018.7 日本の歴史には大人になってから興味を持ち、古代、近代、近世など少しずつ関心の幅を広げてきたが、長いこと、一番苦手なのが戦国時代だった。本書の冒頭にもあるけれど、血で血を洗う戦国乱世…
〇ミキ・デザキ監督『主戦場』(2019年) 連休中に、評判の映画を見てきた。日系アメリカ人ミキ・デザキ監督が、旧日本軍の「慰安婦問題」論争をテーマに制作したドキュメンタリー映画。渋谷のイメージ・フォーラム1館のみで上映が始まり、完全予約制のチケ…
今回のツアー旅行、参加者は14名で、半数はリタイア世代(60歳超)と思われた。70代後半くらいの元気なおばあさんは、中国語教室に通っているとのこと。中国語教室では「フーリンモー」を見ていると聞いて、一瞬、何のことかわからなかったが、ドラマポータ…
最終日は予定を早めて朝7時に杭州のホテルを出発し、3時間弱で上海・浦東空港に到着した。ガイドの陸さんとドライバーの施さんにお別れする。なお、かつては省を超えるたびに車を交換していた時代もあったが、近年は「省際包車」の表示でOKになったみたい。 …
中国は4連休の3日目。我々は杭州を出て、江南六大水郷古鎮のひとつ、鳥鎮へ日帰り観光に向かう。ちなみに江南六大水郷とは、周荘、甪直、同里、南潯、西塘、烏鎮を言うそうだ。2004年の江南旅行では同里を訪ね、楽しかった記憶があるので期待していた。 同里…
5月2日。ガイドさんの話では、昨日の中国は4連休の初日で、まだ家でのんびり休む人が多かったが、今日から本格的に出かける人が増えるのではないかという。朝は太湖の内湖である蠡湖(れいこ)のほとりの公園を散策。そのあと、無錫名産・淡水真珠と真珠クリ…
2019年5月1日。令和元年の初日であるが、何も変わりなく旅行は続く。今日から中国も4連休が始まるため、添乗員さんとガイドさんは、観光地の混み具合を気にしてピリピリ。揚州観光は早めにスタートし、朝8時半から痩西湖の遊覧船に乗船した。水際の柳はやわ…