見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2014年4月@東京:行ったものメモ

ゴールデンウィーク! まず東京に行ってきた。3泊4日を美術館・博物館めぐりに費やしたので、成果は以下のとおり。 初日(4/26) 三井記念美術館 特別展『超絶技巧!明治工芸の粋-村田コレクション一挙公開-』 出光美術館 日本の美・発見IX『日本絵画の魅…

王朝文化の和と漢/唐物の文化史(河添房江)

○河添房江『唐物の文化史:舶来品からみた日本』(岩波新書) 岩波書店 2014.3 異国からもたらされた貴重な品々。前近代には、それらを総称する「唐物(からもの)」という言葉があった。本来は、中国からの舶来品、もしくは中国を経由した舶来品を示す言葉…

忘れぬうちに・連続テレビ小説『ごちそうさん』

○『ごちそうさん』(2013年9月30日~2014年3月29日、全150回) 2013年度は「朝ドラ」開眼の1年だった。春から夏にかけて、社会現象にもなった『あまちゃん』のおかげで、人生初めて「朝ドラ」の視聴習慣を身につけた(実際に見ていたのは夜だけど)。引き続…

札幌は早春

2日ほど前の通勤ルートの風景。ようやく雪が消えたと思ったら、枯草の下から一斉に芽吹いたクロッカスが、たちまち花をつけた。早春の花は早熟でもある。 雪国仕様のコートは要らなくなったが、まだ通勤には、東京の冬に着ていたコートを着用。夜の風が冷た…

右派言論の多様性と可能性/『諸君!』『正論』の研究(上丸洋一)

○上丸洋一『『諸君!』『正論』の研究:保守言論はどう変容してきたか』 岩波書店 2011.6 むかし、小さな研究所の図書室に勤めていたとき、どちらかと言えばリベラルな教員が、自分の研究費で『諸君!』『正論』を買って、読み終わると図書室に寄贈してくれ…

「普通」の聞き書き/善き書店員(木村俊介)

○木村俊介『善き書店員』 ミシマ社 2013.11 六人の書店員のインタビューを通して、この時代において「善く」働くとはなにかを考える本。登場する書店員は、ジュンク堂書店仙台ロフト店の佐藤純子さん、東京堂書店神田神保町店の小山貴之さん、京都・恵文堂一…

芸術選奨の受賞を祝して/瓜子姫の夜・シンデレラの朝(諸星大二郎)

○諸星大二郎『瓜子姫の夜・シンデレラの朝』 朝日新聞出版 2013.12 少し前になるが、3月13日に文化庁が第64回(平成25年度)芸術選奨の受賞者を発表した。その中に諸星大二郎氏の名前があったことを知った。文化庁のホームページで「芸術選奨」の情報を閲覧…

サソリ女の章・石人原の章/西遊妖猿伝・西域篇(5)(諸星大二郎)

○諸星大二郎『西遊妖猿伝・西域篇』5 講談社 2014.3 実は著者の別の本を探しに行って、青年コミックの棚をきょろきょろしていたら本書を見つけた。もう~待たせすぎだろう、第4巻から1年7ヶ月ぶりである。気が急いて、あわただしくページを開いたが、例によ…

2014大阪で花見

先週、文楽4月公演(住大夫さんの引退公演)を見るために大阪に行ったときの余話。夜の部開演まで時間があったので、噂の「あべのハルカス」に行ってみる。 ■あべのハルカス美術館 開館記念特別展『東大寺』(2014年3月22日~5月18日) 印象的だったのは、国…

アイスショー「スーパースターズ・オン・アイス in 札幌」

○スーパースターズ・オン・アイス in 札幌/Superstars on Ice in Sapporo2012(2014年4月9日、19:00~) 昨年、札幌に引っ越してくるにあたり、いろいろ不安を感じた一方で、フィギュアスケートを生観戦する機会は増えるに違いない、というのは楽しみのひと…

お好み焼きとバナナジュース/飲み食い世界一の大阪(江弘毅)

○江弘毅『飲み食い世界一の大阪』 ミシマ社 2013.1 この半年間、NHK朝ドラ「ごちそうさん」の影響で、大阪の街と食に関心が高かったので読んでみた。著者の名前は、内田樹さんのツイッターでも時々見かけていたが、大阪・岸和田生まれで、雑誌「ミーツ・リー…

住大夫さんを送る/文楽・菅原伝授手習鑑(夜の部)

○国立文楽劇場 4月文楽公演(2014年4月5日) 七世竹本住大夫引退公演『通し狂言 菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』第2部 記憶が曖昧だったので、調べたら、住大夫さんが引退を発表したのは2月28日だった。この4月文楽公演の予約開始日は3…

興福寺・東金堂

「平成25年4月25日(?)奉納」の1枚。 ※「平成24年4月25日」奉納の書。 ※「平成20年4月25日」奉納の書。

2014年3月@東京:金沢文庫→浅草寺(特別拝観)→日本民藝館

■神奈川県立金沢文庫『中世密教と〈玉体安穏〉の祈り』(2014年2月20日~4月20日) 中世密教においては「玉体」(天皇の御身体)の安穏を祈ることが、天下泰平・国家安穏の祈願に直結していた。ということで、密教儀礼にかかわる仏画や仏像、寺院史料を展示…

2014年3月@東京:江戸絵画の19世紀(府中市美術館)

○府中市美術館 企画展『春の江戸絵画まつり 江戸絵画の19世紀』(2014年3月21日~5月6日) 恒例「春の○○まつり」。いや、パンまつりではなくて、府中市美術館といえば、江戸絵画である。今年のテーマは19世紀。18世紀には、応挙、若冲、蘆雪、蕭白らがいた。…