2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
先週末、鎌倉散歩に行ってきた。アジサイの季節には少し遅かったようで、心配したほど混んではいなかった。 鎌倉駅周辺をうろうろしたが、昨年と同じで、井上蒲鉾店前の歩道のアジサイにいちばん心惹かれた。 昨年は「花嫁のブーケになりそう」なんて書いた…
〇岡本隆司『清朝の興亡と中華のゆくえ:朝鮮出兵から日露戦争へ』(叢書 東アジアの近現代史:第1巻) 講談社 2017.3 岡本隆司さんの本は、2006年の『属国と自主のあいだ』以来、愛読している。先日、久しぶりに『袁世凱』(岩波新書、2015)を読んだら、や…
〇松嶋雅人『あやしい美人画』 東京美術 2017.6 千葉市美術館の『岡本神草の時代展』を見たあと、ミュージアムショップで、図録を買おうかどうしようか、しばらく悩んで、隣りにあった本書を買っていくことにした。ハンディなムックで、表題どおり「あやしい…
〇千葉市美術館 『岡本神草の時代展』(2018年5月30日~7月8日) 岡本神草(おかもとしんそう、1894-1933)は神戸に生まれ、京都市立美術工芸学校・京都市立絵画専門学校で学んだ日本画家である。ほとんど何も知らない名前だった。ポスターの『口紅』に見覚…
■東京国立博物館・本館15室 特集展示『就任100年 帝室博物館総長森鷗外の筆跡』(2018年5月15日~7月8日) 久しぶりに東博の常設展を見に行った。見たかったのはこの特集展示である。森鴎外は大正6年(1917)12月末に帝室博物館総長に就任し、翌7年(1918)1…
〇出光美術館 人麿影供900年『歌仙と古筆』(2018年6月16日~7月22日) 「人麻呂影供900年」と聞いて、そんな記録が残っているのかと感心した。元永元年(1118)、藤原顕季が、源俊頼、藤原顕仲らを招き、歌聖・柿本人麻呂の像を懸けて歌会を行ったのが始ま…
〇竹中亨『ヴィルヘルム2世:ドイツ帝国と命運を共にした「国民皇帝」』(中公新書) 中央公論新社 2018.5 ドイツの歴史には全く詳しくないので、ヴィルヘルム? 森鴎外がドイツ留学したときの皇帝かな?と思ったら、それは祖父のヴィルヘルム1世(1797-1888…
仕事で札幌に行ってきた。たぶん1年3か月ぶり。夏の札幌は2年ぶりになる。自由時間が少なかったので行動範囲は限られるが、意外と風景が変わっていなくて嬉しかった。 2日目は東京からの同行人に誘われて高級海鮮丼でランチ。札幌の住民だったときは、行って…
〇原田実『オカルト化する日本の教育:江戸しぐさと親学にひそむナショナリズム』(ちくま新書) 筑摩書房 2018.6 「江戸しぐさ」と「親学」という、あやしい教育論の噂は聞いていたので、表題から見て批判的な立場にあるらしい本書で、少し知識を仕入れてみ…
明日から北国へ1泊2日で出張。気温が低そうなので、着ていくものに悩んでいる。 その前に、喋る準備もあるのだが…。今週は仕事が立て込んで疲れているので、とにかく寝る。 写真は先々週、暑かったので近所の甘味やで食べたソフト氷いちご。 おしゃれフラッ…
〇大澤聡『教養主義のリハビリテーション』(筑摩選書) 筑摩書房 2018.5 瀕死の状態にある教養主義に関し、性急なアップグレードでもリバイバルでもなく、じっくりリハビリテーションから始めたい、と考える著者が「先達」と語り合う3本の対話で構成されて…
〇静嘉堂文庫美術館 『酒器の美に酔う』(2018年4月24日~6月17日) 酒を盛る・注ぐ・酌み交わすうつわ、そして酒を呑む人びとをテーマに、およそ3000年前の中国古代から幕末・明治時代まで、中国・朝鮮・日本の豊かな酒器の世界と酒をめぐる美術を紹介する…
〇東京芸術劇場 湖北省京劇院日本公演『京劇・項羽と劉邦~覇王別姫』全二幕(2018年6月9日) この時期に本場の京劇の招待公演を見に行くことも、すっかり定例化した。主催の日本経済新聞社さん、毎年ありがとうございます。今年の演目は『覇王別姫』と聞い…
〇根津美術館 企画展『はじめての古美術鑑賞 漆の装飾と技法』(2018年5月24日~7月8日) 2016年から始まった「はじめての古美術鑑賞」シリーズ。私はけっこう気に入っている。今年は、漆の装飾と技法がテーマである。冒頭に縄文時代の『朱漆塗土器鉢』など…
○Fantasy on Ice 2018 in 幕張(2018年5月27日 13:00~) アイスショーFaOI(ファンタジー・オン・アイス)幕張公演の個人的メモを遅ればせながら書いておく。今年は幕張、金沢、神戸、新潟、静岡の5会場で3公演ずつ予定されており、すでに幕張と金沢公演が…
〇呉座勇一『陰謀の日本中世史』(角川新書) KADOKAWA 2018.3 話題の本をようやく読んだ。一昨年、むちゃくちゃに売れた『応仁の乱』の著者による新刊である。あとがきによれば『応仁の乱』が売れたので、慌てて次の本を出したわけではなく、前著と同じ頃か…
〇弥生美術館 『セーラー服と女学生~イラストと服飾資料で解き明かす、その秘密~』(2018年3月29日~6月24日) セーラー服とは19世紀中頃のイギリス海軍の水兵服にはじまり、その後、子ども服、女性服としても流行したファッションの一つ。本来は着る人の…
〇『三国機密之潜龍在淵』全54集(2018年、唐人影視) 面白かった! 昨年から中国製の古装ドラマの視聴が止まらない。本国では、粗製乱造を懸念する声もあるそうだが、少なくとも話題作に限っては、期待を裏切らない完成度の高いドラマが次々に誕生している…