見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

駆け足で奈良文化財めぐり(3)/奈良博・なら仏像館(2013/7月)

○奈良国立博物館 なら仏像館(2013年7月11日~) 開催中の『みほとけのかたち』展に、おなじみの仏像がかなり移動しているので、常設展示はこんな感じになっている(※出品リスト)。いくつか新顔あり。 (1) 広目天・興福寺・平安 (2) 多聞天・奈良博・平安 (…

駆け足で奈良文化財めぐり(2)/みほとけのかたち(奈良博)他

■奈良国立博物館 特別展『みほとけのかたち -仏像に会う-』(2013年7月20日~9月16日) 絵画や彫刻であらわされた仏像の「かたち」に注目しながら、仏像のもつ意味や、魅力の源をたどっていく展覧会。だから、信仰とか歴史、由来などにあまりこだわらず、…

駆け足で奈良文化財めぐり/大和文華館

先週末の関西旅行の記事を、メモ程度でも取り急ぎ。7/21(日)は奈良へ。 ■大和文華館 特別企画展『海を越える美術-日本をとりまくアジアとヨーロッパ-』(2013年7月5日~8月18日) 近世(17~19世紀)の東アジアの美術工芸を展示。神戸市立博物館からの特…

眼の力/ファインバーグ・コレクション展(MIHOミュージアム)

○MIHOミュージアム 夏季特別展『ファインバーグ・コレクション展-江戸絵画の奇跡-』(2013年7月20日~8月18日) 同展が春に東京で開催されていたときは、暇がなくて見損ねた。関西で、わざわざ見に行こうとは思っていなかったのだが、この日(7月20日、13:…

観仏と観蓮会(法金剛院)

関西旅行2日目は花園の法金剛院へ。この時期は、早朝7時に開門する「観蓮会」が行われている。そんなに早起きはできなかったが、朝から同寺に向かう。池には白蓮、庭に並んだ植木鉢には、ピンクや白や八重の変種など、さまざまなハスが咲き誇る。 花は盛りに…

夏のコレクション展/遊び(京都国立博物館)

○京都国立博物館 特別展観『遊び』(2013年7月13日~8月25日) あまりお客がいなかったのは、金曜の夜間開館が定着していないためだろうか。「午後8時まで」って、京都人にも旅人にも、かなりありがたいサービスだと思うのだが。本展は、美術品の中に見る「…

神戸史跡散歩・平氏ゆかりの地を歩く

2泊3日で関西に行ってきた。札幌→神戸空港入りだったので、初日は福原京と平氏ゆかりの史跡めぐり。たまたま見つけた兵庫県のホームページに掲載されていた「福原京コース」と「大輪田泊コース」を、ほぼ忠実に歩いた。 ■福原京コース 地下鉄「大倉山」駅か…

初訪問/魅惑の仏たち 大阪・孝恩寺の木彫群(佛教大学宗教文化ミュージアム)

○佛教大学宗教文化ミュージアム 夏期パネル展示『魅惑の仏たち-大阪・孝恩寺の木彫群-』(2013年7月20日~8月25日) 大阪(貝塚市)の孝恩寺と聞いても、知っている人は少ないのではないかと思う。私は、鉄道と仏像好きの友人に連れられて、2005年に一度だ…

2013京都国立博物館・平常展示館造営中

久しぶりに関西に来ている(2泊3日)。5月の連休以来なので、ほぼ3ヶ月ぶり。 普通の人には、そんなに長い間隔ではないと思うが、心は半分みやこびと(古代中世の)である私には、調子が狂うくらいのご無沙汰だった。 初日は神戸で、念願の福原京史跡めぐり…

渾身の名作/全訳・椿説弓張月(滝沢馬琴)

○滝沢馬琴作、丸屋おけ八訳『全訳 鎮西八郎為朝外傳 椿説弓張月』 言海書房 2012.1 しばらく前から、原文でも現代語訳でもいいので、とにかく全文が読みたいと思って探していたら、本書を見つけた。訳者は、古典文学の専門家ではないらしいので、ちょっと不…

画家も文人も/中国史の名君と宰相(宮崎市定)

○宮崎市定『中国史の名君と宰相』(中公文庫) 中央公論新社 2011.11 宮崎市定先生の著作は大好きなのだが、シロウトが気軽に読めるものが少ない。『科挙』『隋の煬帝』『雍正帝』など、文庫や新書で手に入るものは読みつくしてしまったかな、と思っていたら…

古代から近代まで/京都の歴史を足元からさぐる・北野・紫野・洛中の巻(森浩一)

○森浩一『京都の歴史を足元からさぐる・北野・紫野・洛中の巻』 学生社 2008.10 夏休みを控えて、久しぶりに京都の本。以前「洛東の巻」を読んだので、次はどの巻にしようか、少し迷ったが「洛中」を含むこの巻にした。しかし、話題は平安京域の北方に広がる…

復古に非ず、反動に非ず/「リベラル保守」宣言(中島岳志)

○中島岳志『「リベラル保守」宣言』 新潮社 2013.6 6月11日の鈴木邦男シンポジウムに関連する本の3冊目。というか、あのシンポジウムで中島岳志さんが語られたことが、だいたい文章になっていると思った。あのときは「右翼とは何か」がテーマで、その対比と…

出家者たち/終わらないオウム(上祐史浩、鈴木邦男、徐裕行)

○上祐史浩、鈴木邦男、徐裕行著『終わらないオウム』 鹿砦社 2013.6 これも、6月11日の鈴木邦男シンポジウムで言及された本。鈴木氏が、元オウム真理教幹部の上祐史浩氏と、村井秀夫氏を刺殺した徐裕行氏とで鼎談したんですよ、と語り始めたときは、はあ?と…