2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
〇高槻泰郎『大坂堂島米市場(こめいちば):江戸幕府vs市場経済』(講談社現代新書) 講談社 2018.7 私は歴史は好きだが、経済は苦手だ。だから、こういう経済史の本を見ると、分からなかったらどうしよう…とかなり躊躇する。それでもパラパラ中をめくって…
■京都国立博物館・明治古都館特別公開(2018年8月25日) 大和文華館と奈良博を見たあと、もう少し奈良でゆっくりしたかったのだが、ちょうどこの「明治古都館特別公開」というイベントがあると分かったので京都にトンボ返りした。公開は16時~17時の間で、15…
■大和文華館 『大和文華館の中国・朝鮮絵画』(2018年8月24日~9月30日) 週末、奈良・京都・滋賀を駆け足で。まず大和文華館が自ら「当館が世界に誇る」と公言する中国・朝鮮絵画コレクション展を参観。細かいことはチェックしていなかったけれど、満足間違…
お盆の北海道旅行から。 朝の中島公園を散歩。豊平館は明治政府機関が建てた唯一のホテルで、明治天皇の北海道巡幸にも使われた。こんなにきれいだったかしら?と思って調べたら、2012年より4年間の改修を経て2016年6月に新装開館していた。私が札幌に住んで…
〇東京国立博物館 特別展『縄文-1万年の美の鼓動』(2018年7月3日~9月2日) 「縄文の美」をテーマに、縄文時代草創期から晩期まで、日本列島の多様な地域で育まれた優品を一堂に集め、その形に込められた人びとの技や思いに迫り、約1万年にわたる美の移り…
〇山田康弘『つくられた縄文時代:日本文化の原像を探る』(新潮選書) 新潮社 2015.11 この夏、「縄文」がブームらしい。東博では特別展『縄文』が開催されている。しかし、ブームは疑ってみたほうがいいので、東博に行く前に縄文についての知識を整理して…
〇三の丸尚蔵館 第81回展覧会『春日権現験記絵-甦った鎌倉絵巻の名品-』(修理完成記念)(2018年8月18日~10月21日) 鎌倉時代の絵巻の名品『春日権現験記絵』は春日大社の重宝として伝わり、江戸後期に何らかの事情で鷹司家の所有となった後、明治初期に…
■北海道立文学館 特別展『戦没画学生慰霊美術館「無言館」展-手ばなさなかった絵筆、いのちの軌跡-』(2018年7月7日~9月9日) 北海道の休日(先週)に行ったもの。長野県上田市にある無言館は、戦没画学生の遺作や遺品を収蔵する美術館である。これまで行…
〇旭川市 旭山動物園 今週は月火が職場の一斉休業で、土日とあわせて四連休だった。どこかへ行こうと思い立ったのは先月で、京都?九州?台湾?と旅行先を考えたのだが、連日の猛暑に負けて2泊3日で北海道を選んだ。 土曜日は、ゆっくり昼頃、東京を立って札…
〇立石泰則『戦争体験と経営者』(岩波新書) 岩波書店 2018.7 著者は企業取材を始めて四十年になるというジャーナリスト。大手企業のトップから中小企業の創業者まで一千人を超える経営者の取材を通して、彼らには「戦争体験」の有無が決定的な影響を及ぼし…
〇新井紀子『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』 東洋経済 2018.2 国立情報学研究所の新井紀子教授によるAI本。はじめに、AIとAI技術は全く別物という重要な論点が提起される。AI(人工知能)と言うからには、人間の一般的な知能と同等レベルの能力がなけ…
〇高野秀行、清水克行『辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦』 集英社インターナショナル 2018.4 世界の辺境を旅するノンフィクション作家・高野秀行氏と、日本中世を専門とする歴史家・清水克行氏の対談本第二弾。前作の『世界の辺境とハードボ…
〇星亮一『斗南(となみ)藩:「朝敵」会津藩士たちの苦難と再起』(中公新書) 中央公論新社 2018.7 斗南藩とは戊辰戦争後、朝敵の汚名をこうむった会津藩の人々が、現在の青森県の下北半島を中心とする旧南部藩の地に流罪として移住し、作り上げた藩の名前…
○国立公文書館 平成30年度第2回企画展『平家物語-妖しくも美しき―』(2018年7月21日~9月1日) 国立公文書館の展示が好きでよく見に行くが、所蔵資料の特性から言って、やはり近世と近代が中心で、ほかの時代を扱うのは難しいだろうと思っていた。それが、…
○THE ICE(ザ・アイス)2018 愛知公演(2018年8月5日 14:00~) 思い立って、またアイスショーを見てきた。"THE ICE"は2007年から開催されている老舗のアイスショーだが、私は一度も行ったことがなく、チェックもしていなかった。それが、先週末、大阪公演…
〇出光美術館 『「江戸名所図屏風」と都市の華やぎ』(2018年7月28日~9月9日) 江戸を題材とした都市図の魅力を紹介する展覧会。名所図、祭礼図、風俗図など、屏風を中心に肉筆浮世絵や図巻を含め30余点。比較対象として、京都の景観を題材にした洛中洛外図…
先月の関西旅行の写真から。 神戸市東灘区御影の香雪美術館に行ったついでに、隣りの弓弦羽神社に参拝してきた。その名前から、羽生弓弦選手のファンの「聖地」とされている神社である。私は、たぶん2010年頃(バンクーバー五輪より後)初めて香雪美術館に来…
〇サントリー美術館 『琉球 美の宝庫』(2018年7月18日~9月2日) 多くの島々からなる沖縄は、かつて琉球と呼ばれる海上王国だった。本展は、鮮やかな紅型に代表される染織や、中国・日本から刺激を受けて描かれた琉球絵画、螺鈿・沈金・箔絵などの技法を使…