2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧
3年間暮らした埼玉県のアパートを引き払った。正直、この間(かん)の職場には、あまりいい思い出を持っていないが、居住環境としては、そんなに悪くなかった。都内の賃貸だとあまりないんだけど、畳の部屋、好きなのである。 都合4回、歩道橋の上から眺めた…
○譚璐美『中国共産党を作った13人』(新潮選書) 新潮社 2010.4 中国共産党には積極的な関心がある。なんていうと、今の日本では、白い眼で見られるのがオチだろう。いや、別に彼らの共産主義思想に共感するわけではない。 私は、多くの人物が入り乱れ(主役…
○劉一達著、多田麻美訳『乾隆帝の幻玉:老北京骨董異聞』 中央公論社 2010.1 舞台は民国初期の北京。玉座を下りた皇帝は禁裏の奥でひっそりと暮らしている。崩壊した宮廷から持ち出された宝物が街に流れ、これを西洋人がハゲタカのように狙っている。既に弁…
○老舗モール:京都便利堂「幕末月旦札(ばくまつげったんふだ)」 三井記念美術館のミュージアムショップで見つけた。結局、購入は控えたんだけど、あまりに面白かったので、ご紹介。上記サイトの解説によれば、 「日本最大の革命期ともいえる幕末の時代に、…
○本田由紀『教育の職業的意義:若者、学校、社会をつなぐ』(ちくま新書) 筑摩書房 2009.12 今日の厳しい就労環境を生き抜く若者を育てるには、「教育の職業的意義」の再構築が必要だ。これは、基本的には『多元化する「能力」と日本社会』(2005)『軋む社…
○東浩紀、北田暁大編『思想地図』Vol.5:特集・社会の批評(NHKブックス別巻) 日本放送出版協会 2010.3 冒頭には、野中広務、姜尚中、森達也、北田暁大氏(司会)による「共同討議・闘いとしての政治/信念としての政治」が2段組み・約40ページにわたって再…
○三井記念美術館 特別展『江戸を開いた天下人 徳川家康の遺愛品』(2010年4月10日~6月20日) 三井家が300年以上拠点とした江戸城のお膝元である日本橋にちなみ、江戸を開いた天下人徳川家康を紹介する展覧会(取ってつけたような理由だが)。展示品の大半は…
○日本民芸館 『朝鮮陶磁-柳宗悦没後50年記念展』(2010年4月1日~6月27日) 私ごとだが、転勤に伴う引っ越し先を決めた。結局、3年前まで住んでいたところの近くに戻ることにした。代々木上原が徒歩圏内で、もう少し、てくてく歩いて行くと、日本民芸館に出…
○吉見俊哉、テッサ・モーリス-スズキ『天皇とアメリカ』(集英社新書) 集英社 2010.2 「天皇こそ近代であり、アメリカこそ宗教である」という逆説を掲げ、日本のみならず、東アジアの近現代史に深い影を落とす「天皇=日本的なもの」と「帝国・アメリカ」を…
○サントリー美術館 『和ガラス-粋なうつわ、遊びのかたち-』展(2010年3月27日~5月23日) 江戸から明治にかけてつくられた「和ガラス」の展覧会。冒頭に展示されていたのは「藍色ちろり」(江戸中期、18世紀)。急須型の、冷酒を注ぐ容器である。サントリ…
○出光美術館 日本の美・発見III『茶 Tea -喫茶のたのしみ-』(2010年4月3日~6月6日) お作法は何も知らないのに、最近、「茶の湯文化」に興味津々なので、とても楽しみにしていた展覧会。会場に入って、二番目の展示品が、上田秋成作の『白泥蟹形涼炉・焼…
○国立公文書館 平成22年度春の特別展『旗本御家人II-幕臣たちの実像-』(2010年4月3日~4月22日) 宮仕えの恒例で、新しい職場に近い引っ越し先を物色中。その合い間をぬって、いわば宮仕えの先輩、幕臣(旗本御家人)たちの人生模様を紹介する、国立公文…
○蓮池透『拉致2:左右の垣根を超える対話集』 かもがわ出版 2009.12 蓮池透氏の著書を読もうと思ったきっかけは、『拉致』(かもがわ出版 2009.5)の感想に記したとおり。続けて、本書を読んだ。蓮池透氏が、池田香代子氏・鈴木邦男氏・森達也氏と語った3つ…
宮仕えには毎度のことで、4月1日から勤務先が変わった。まだ何も役に立つ仕事ができない私は、ぼんやり外の花に気を取られていたりする。 さすがにソメイヨシノは半分ほど散ってしまったが、ヤエザクラと、私の大好きな海棠(!!)が花盛り。 この職場では…
○蓮池透『拉致:左右の垣根を超えた闘いへ』 かもがわ出版 2009.5 人事異動だの引っ越しだの、身のまわりの雑事に取り紛れて、社会の動きなど、どうでもよくなる年度末に、看過できないニュースが流れた。「北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表は28…
○岩波新書編集部編『日本の近現代史をどう見るか』(岩波新書:シリーズ日本近現代史10) 岩波書店 2010.2 岩波新書の「シリーズ日本近現代史」は、2006年11月刊行の『幕末・維新』から、2009年1月刊行の『ポスト戦後社会』まで、第一線の(いま旬の、と言い…
○ニコニコ動画→タグ「プルシェンコ」を含む動画より 4月に入り、新しい生活が始まった。当分の間、長くなった通勤時間に耐えなければならないが、仕事の負荷はそれほど高くない。にもかかわらず、ブログの更新をサボっているのは、別に時間を費やしているも…