2012-01-01から1年間の記事一覧
○NHK大河ドラマ『平清盛』全50回 大晦日に大河ドラマのことを書くのは、2007年の『風林火山』以来である。あのときは大晦日に総集編の放映があったのだが、『平清盛』総集編はまだ見ていない。 私は元来、平家びいきなので、平清盛が大河ドラマの題材になる…
○スタンダール;野崎歓訳『赤と黒』上・下(光文社古典新訳文庫) 光文社 2007.9-12 年末休みなので、久しぶりに古典小説を読んでみた。確か中学生の頃に読んだはずだが、ほとんどあらすじを忘れていた。読み始めてすぐ、こんな小説を中学生で読もうなんて、…
○岡田温司『デスマスク』(岩波新書) 岩波書店 2011.11 西洋美術に対して、私の関心は東洋美術についてほど深くないのだが、このひとの本は、いつも興味深く読んでいる。取り上げるテーマが「理性」「啓蒙」「近代モデル」の西洋から、大きく逸脱していると…
○NHK大河ドラマ『平清盛』最終回/第50回「遊びをせんとや生まれけむ」(2012年12月23日放送) ドラマ『平清盛』が完結した。私は2007年『風林火山』以来のパーフェクト完走である。本放送を見逃した回はオンデマンドで補完した。ただ、二つの視聴スタイルは…
○日本テレビ ドラマ『悪夢ちゃん』(2012年10月13日~12月22日、全11回) この秋、めずらしく民放ドラマをずっと見続けていた。私の好きな大森寿美男さんが脚本を書いており、「やっぱり大森さんは面白い」というネットの評判を見たので、Gyao!ストアの有料…
○板橋区立美術館 特別展・江戸文化シリーズNo.28『我ら明清親衛隊-大江戸に潜む中国ファン達の群像』(2012年12月1日~2013年1月6日) 先週(12/15)記念講演会を聴きに行ったのだが、後期(12/17~)から登場の作品も見たくなって、もう一回行ってきた。以…
○板橋区立美術館 講演会『沈南蘋再考-江戸時代人にとっての南蘋画とは?』(講師:板倉聖哲、12月15日15:00~) 特別展『我ら明清親衛隊-大江戸に潜む中国ファン達の群像』(2012年12月1日~2013年1月6日)を記念する講演会。はじめ、展覧会のタイトルを聞…
○五島美術館 新装開館記念名品展『時代の美-五島美術館・大東急記念文庫の精華』第2部 鎌倉・室町編(2012年11月23日~12月24日) 新装開館記念名品展シリーズのその二。前期(~12/9)に出ていた国宝『紫式部日記絵巻』をあえて外して、後期に見に行った。…
○北島万次『秀吉の朝鮮侵略と民衆』(岩波新書) 岩波書店 2012.10 本書が刊行されてしばらくは、読もうか、どうしようか、悩んでいた。文禄の役/壬辰倭乱(1592年)と慶長の役/丁酉倭乱(1598年)という、日本人の野望が招いた戦乱が、朝鮮の民衆に甚大な…
○本郷和人『武力による政治の誕生』(講談社選書メチエ;選書 日本中世史1) 講談社 2010.5 本郷和人先生の著書を取り上げるのは、ちょうど去年の今頃、まだ大河ドラマ『平清盛』が始まる前に読んだ『謎とき平清盛』(文春新書、2011.11)以来である。あれか…
○足立区立郷土博物館 区制80周年記念特別展『足立の仏像-ほとけがつなぐ足立の歴史-』(2012年10月20日~12月9日) 最終日に駆け込み。私は東京下町(足立区のすぐ南の江戸川区)の生まれだが、この展覧会の噂を聞いても、足立区に仏像?あるの?と、にわ…
○国立歴史民俗博物館 企画展示『行列にみる近世-武士と異国と祭礼と-』(2012年10月16日~12月9日) 「全国的な広がりをもって行列が往来した」という日本近世の特色に着目し、参勤交代の武士の行列、朝鮮通信使や琉球王国の使節、オランダ商館長など外国…
○丸谷才一、湯川豊(聞き手)『文学のレッスン』 新潮社 2010.5 著者の丸谷才一さんは、2012年10月13日に亡くなられた。87歳。私はこのニュースをしばらく見逃していた。1週間くらい経って、ネットのどこかで「追悼・丸谷才一」という文字を見たとき、ああ、…
○世界遺産登録推進 3館連携特別展『武家の古都・鎌倉』 ■鎌倉国宝館 特別展『古都鎌倉と武家文化』(2012年10月20日~12月2日) この秋、神奈川県立歴史博物館、神奈川県立金沢文庫、鎌倉国宝館で開催されていた三館連携特別展。最後に残った鎌倉国宝館に、…
○三の丸尚蔵館 第60回展覧会『鎌倉期の宸筆と名筆-皇室の文庫(ふみくら)から』(2012年11月23日~12月22日) 繰り返しになるが、大河ドラマ『平清盛』も大詰め。ということで、この展覧会である。いや、企画者(宮内庁書陵部?)が、今年の大河ドラマを意…
○石母田正『平家物語』(岩波新書) 岩波書店 1957.11 大河ドラマ『平清盛』も大詰め。ということで、何かと気になる「平家物語」についての古典的名著。あまりにも名著すぎて、読んだことがあったかどうかを忘れてしまった。実は、今回が初読かもしれない。…
○暉峻淑子『社会人の生き方』(岩波新書) 岩波書店 2012.10 思い返せば「社会人」になるのは気が重かった。大学院(修士)まで行ったのも、学び続けたい気持ちと同時に、社会人デビューを先送りしたい気持ちがあったからだ。それから、結局、就職したが、ま…
○木村忠正『デジタルネイティブの時代:なぜメールをせずに「つぶやく」のか』(平凡社新書) 平凡社 2012.11 私はブログを7年くらい続けていて、これは自分の性格によく合致した情報発信(というほどでもないけど…)スタイルだと思っている。一方、世間では…
■大津市歴史博物館 第59回企画展 法然上人没後800年記念・親鸞聖人没後750年記念『阿弥陀さま-極楽浄土への誓い-』(2012年10月13日~11月25日) 最終日に駆け込み参観。大津における浄土信仰の流れ、様々な阿弥陀如来像の姿、さらには大津市内に所在する…
■西国十七番 補陀洛山六波羅蜜寺(京都市東山区) 三連休の最終日。前日、なんとか帰りの新幹線の席は確保できたが、13:00には京都を発たなければならない慌しさ。半日で大津市歴史博物館に行って、さらに六波羅蜜寺の本尊ご開帳にお参りすることができるだ…
■西国第二番 紀三井山金剛宝寺(紀三井寺)(和歌山県和歌山市) 12:00過ぎに和歌山県立博物館を出て、路線バスで紀三井寺に直行。長い石段を登っていると、境内に放送が流れた。大光明殿(文化財収蔵庫)特別公開のお知らせだった。事前にホームページを見…
■和歌山県立博物館 特別展『高野山麓 祈りのかたち』(2012年10月20日~12月2日) 三連休の中日。朝早めに姫路を立って→(JR新快速)→大阪/梅田→(御堂筋線)→なんば→(南海 特急サザン)→和歌山市駅に10時過ぎに到着。瀬戸内海~大阪湾に沿って半弧を描く…
■極楽山浄土寺(小野市浄谷町) 鶴林寺の拝観を終わって、加古川駅まで徒歩で戻った。これなら浄土寺の拝観に間に合うかもしれない、と思うと、自然と急ぎ足になった。14:40頃、JR加古川駅発→粟生(あお)駅で神戸電鉄に乗り換え、15:15頃、小野駅に着いた。…
■刀田山鶴林寺(加古川市加古川町) 国宝太子堂再建900年記念『鶴林寺新宝物館開館記念特別展』(2012年10月6日~11月25日) 私は関東の人間だが、鶴林寺の名前を知ったのはずいぶん前だ。新潮社「とんぼの本」シリーズに『国宝』(1993年刊、改訂増補2005年…
○浮世絵太田記念美術館 特別展『没後120年記念 月岡芳年』(2012年10月2日~11月25日) 月岡芳年(1839-1892)は、ずいぶん昔から好きな画家のひとりだ。たぶん大学生の頃、歌川国芳を覚えたのと同じ頃に、名前を覚えたと思う。いま、太田記念美術館のサイト…
今年も、いつもの花屋さんで購入。 しかし11月のうちに購入するなんて…初めてのことじゃないかしら。 店先に並び始めたのを見て、パッと買ってしまった。 「早く買ったほうが長く楽しめますよ」とお店の方。そうですよね。 冬眠を宣言するリスの巣穴の飾りみ…
○今尾恵介監修『5mメッシュ・デジタル標高地形図で歩く 東京凸凹地形案内』(別冊太陽 太陽の地図帖_016) 平凡社 2012.11 町歩きが好きなので、地図はいろいろ使ってきた。今の地図帳は知らないが、私が子どもの頃からなじんだ地図は、山間・森林地帯は、標…
○原武史『団地の空間政治学』(NHKブックス) NHK出版 2012.9 『レッドアローとスターハウス』(新潮社、2012.9)を購入して読んでいる最中に本書を見つけて、え?どういうこと?と混乱してしまった。あまりにも似通ったテーマで、立て続けに本を出さないで…
○世界遺産登録推進 3館連携特別展『武家の古都・鎌倉』 ■神奈川県立金沢文庫 『鎌倉興隆-金沢文庫とその時代-』(2012年10月13日~12月2日) 世界遺産への登録を目指す「武家の古都・鎌倉」を共通テーマに掲げ、神奈川県立歴史博物館、神奈川県立金沢文庫…
○出光美術館 『琳派芸術II』(2012年10月27日~12月16日) 最近、琳派特集をしたばかりの出光が、なぜまた琳派?というのが分からなかったが、さっき展覧会サイトを見に行って、やっと思い当たった。 昨年、抱一生誕250年を記念した当館での展覧会は、東日本…