2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
〇東京大学史料編纂所画像史料解析センター 創立20周年記念公開講演会『画像史料の語る日本史』(1月27日13:00~17:00、弥生講堂一条ホール) 画像史料解析センターの講演会があるという情報が、SNSで流れてきた。東大史料偏差所の史料展覧会には、なるべく…
〇東京国立博物館 特別展『仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-』(2018年1月16日~3月11日) 仁和寺の寺宝と、仁和寺を総本山とする御室派寺院が所蔵する名宝の数々を一堂に集めた特別展。葛井寺の秘仏・千手観音菩薩坐像のお出ましは後期(2…
〇佐藤彰一『剣と清貧のヨーロッパ:中世の騎士修道会と托鉢修道会』(中公新書) 中央公論新社 2017.12 西洋史には詳しくない私だが、著者の名前を見て、これは面白いに違いないと思った。修道院の起源を論じた『禁欲のヨーロッパ』(中公新書 2014)を読ん…
〇『軍師聯盟之虎嘯龍吟』全44集(2017年、東陽盟将威影視他) 2017年6-7月に放映された『大軍師司馬懿之軍師聯盟』の第2部である。第1部に熱狂したファンの間で「第2部は秋」「いや遅れるらしい」などの推測が飛び交ったが、結局、2017年12月7日から、放映…
〇東京国立博物館 特集展示『博物館に初もうで 犬と迎える新年』(2018年1月2日~1月28日) 今年も博物館詣では、この展示から始まった。それにしても、年々お客さんが増えている感じがする。今年の干支・イヌは世界中で古くから人に愛されてきた動物なので…
〇出光美術館 『色絵 Japan CUTE !』(2018年1月12日~3月25日) 新春にぴったりの、明るく華やかな展覧会。柿右衛門、鍋島、古九谷、京焼など、江戸時代に花開いたカラフルなやきものと同時代の屏風や調度品など180点余りを紹介する。会場に入ってすぐ目に…
〇神奈川県立金沢文庫 特別展『運慶-鎌倉幕府と霊験伝説-』(2018年1月13日~3月11日) 昨年の東京国立博物館の大規模な『運慶』展も記憶に新しく、『芸術新潮』の特集「オールアバウト運慶」に詳しい解説を寄稿されていた瀬谷貴之さんが主任学芸員をつと…
〇小川剛生『兼好法師:徒然草に記されなかった真実』(中公新書) 中央公論新社 2017.11 『徒然草』はあまり好きな古典ではなく、兼好法師にも関心はなかったのだが、本書の評判が高いので読んでみた。なるほど、これは面白い著作である。『徒然草』の著者…
〇高村雅彦『中国の都市空間を読む』(世界史リブレット8) 山川出版社 2000.3 正月に旅先で読む本が切れたので、飛び込みの本屋で購入したもの。都城から小さな町にいたるまで、さまざまなレベルの中国の都市を取り上げ、その都市空間がいかなる過程を経て…
〇原田信男『義経伝説と為朝伝説:日本史の北と南』(岩波新書) 岩波書店 2017.12 『平治物語』や『平家物語』に名前を残す源義経と『保元物語』で知られる源為朝。著者はかつて、ある地名辞典の編集に携わったとき、義経伝説が北海道・東北に多いのに対し…
〇NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』全50回 2018年の大河ドラマが始まって2週目になるが、2017年の『おんな城主直虎』について書いておきたい。私は、ほぼ全話をリアルタイム視聴で完走し、12月30日に放映された4部構成の総集編も見た。江戸東京博物館の特別…
〇吉田裕『日本軍兵士:アジア・太平洋戦争の現実』(中公新書) 中央公論新社 2017.12 本書は、アジア・太平洋戦争を三つの問題意識を意識しながら、戦争の現実を描き出したものである。一つ目は戦後歴史学を問い直すこと。具体的には、戦後歴史学が主に開…
■大和文華館 特別企画展『宋と遼・金・西夏のやきもの』(2018年1月5日~2月18日) 新春三連休旅行の初日、大阪の東洋陶磁美術館のあとは、奈良の大和文華館へ。10世紀から13世紀における中国陶磁について、中原のみならず、北方で展開された遼(契丹族)、…
〇大阪市立東洋陶磁美術館 開館35周年記念・日中国交正常化45周年記念特別展『唐代胡人俑-シルクロードを駆けた夢』(2017年12月16日~2018年3月25日) このところ、新春の三連休は関西に出かけるのが恒例となっている。今年は、中日の日曜は大阪で文楽公演…
○国立文楽劇場 平成30年初春文楽公演 第1部(1月7日、11:00~) 大阪で文楽を見て初春を寿ぐのは2014年から数えて5年目で、すっかり私の恒例行事と化した感がある。今年は、贔屓の咲甫太夫さんの襲名公演でもあるので、慶びが二倍。前日は大阪に泊まり、朝の…
2017年の大河ドラマ『おんな城主直虎』はとても楽しかった。最終回を見て、総集編も見たあと、ひとつ心残りだったのは、浜松にあるという大河ドラマ館に行っていなかったことだ。 正月三連休の関西行きは早くから計画していた。新年の展覧会をいくつか見てく…
〇服部英雄『蒙古襲来と神風:中世の対外戦争の事実』(中公新書) 中央公論新社 2017.11 鎌倉中期、日本は蒙古襲来により二度の対外戦争を体験する。いわゆる元寇、文永の役(1274年)と弘安の役(1281年)である。どちらも神風が吹き、文永の役では敵は一…
〇藤原辰史『戦争と農業』(インターナショナル新書) 集英社インターナショナル 2017.10 あけましておめでとうございます。今年最初の記事だが、読み終わったのは年末。昨年10月に読んだ『トラクターの世界史』がめちゃくちゃ面白かったので、同じ著者の新…