2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧
○西国第三十三番 谷汲山華厳寺(岐阜県揖斐郡) 西国三十三所観音巡礼の最後の札所、華厳寺にまた行ってきた。先だって、5月3日に無事満願を達成したものの、実は、昨年3月、本尊ご開帳をねらって、この華厳寺に詣でたときは、肝腎の札所巡礼用のご朱印帖を…
○西国三十三所巡礼 初の満願までの足跡(日付は記事掲載日) ・第一番 那智山青岸渡寺(和歌山県那智勝浦町)2009-03-28 ・第二番 紀三井山金剛宝寺[紀三井寺](和歌山県和歌山市)2008-10-13 ・第三番 風猛山粉河寺(和歌山県紀の川市)2008-10-13 私の西国…
○東京芸術劇場 湖北省京劇院『京劇三国志・赤壁の戦い(激闘編)』(2010年5月22日) この公演があることは、ずいぶん前から知っていたのに、気がついたら当日になっていた。本当は翌日の「策略篇」「激闘篇」通し公演が見たかったのだが、日曜の分は売り切…
○五島美術館 開館50周年記念名品展II『書跡の美-古写経・古筆・墨跡』(2010年5月15日~6月20日) 名品展第2弾は書跡。会場に入るとすぐ、壁沿いの展示ケースに3種の軸が並んでいる。伝・小野道風筆「継色紙」(重文)、伝・藤原行成筆「升色紙」、伝・紀貫…
○天理ギャラリー 140回展『秋成-上田秋成没後200年によせて-』(2010年5月16日~6月13日) 前年秋の天理大学図書館の特別展が、この時期、東京の天理ギャラリーにやってくる。もはや恒例のお楽しみである。今年は、没後200年を迎えた上田秋成(1734-1809)…
○原武史『沿線風景』 講談社 2010.3 もとは「週刊現代」連載の「リレー読書日記」。はじめは純然たる書評の体裁を取っていたが、途中から、バスや鉄道に乗ってどこかに出かけつつ、関連本を取り上げるスタイルになった。本に触発されて旅先が決まり、旅先の…
○渡邉正裕、林克明『トヨタの闇』(ちくま文庫) 筑摩書房 2010.5 私は免許を持っていないので、クルマには全く関心がない。トヨタの製品についても、特に語るべき意見を持たない。ただ、昨今、ムダ削減=経営改善といえば「PDCAサイクル」「見える化」「改…
○堀田善衛著、紅野謙介編『天上大風:同時代評セレクション1986-1998』(ちくま学芸文庫) 筑摩書房 2009.12 今さらながら、堀田善衛さんは何者なんだろう。私の世代は「インドで考えたこと」が教科書や入試問題の定番のひとつだった。けれども私の場合、堀…
○奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 平城遷都1300年記念春季特別展『大唐皇帝陵展』(2010年4月24日~6月20日) 唐王朝の皇帝と皇族の陵墓にスポットを当て、陝西省考古研究院を中心とする最新の考古学的成果を紹介する展覧会。この日は、飛鳥資料館でキ…
○飛鳥資料館 平成22年度春期特別展『キトラ古墳壁画四神』(2010年4月16日~6月13日) 「特別な週末」初日、葵祭を堪能したあとは、南に下って奈良県橿原市泊(京都市内も奈良市内もホテルが取れなかったのである)。翌朝、駅前から始発バス(8:37)に乗れ…
命婦(みょうぶ) 大きな風流傘に続き、最初に現れる女性たち。高位の女官、または高官の妻女。五位以上の女性を内命婦(うちのみょうぶ)、五位以上の官人の妻のことを外命婦(げのみょうぶ)という。小袿(こうちぎ)、単、打袴を着用。白丁のさしかける花…
次回観覧のためのメモ。 乗尻(のりじり) 左方は赤闕腋(けってき)の袍に萌黄色の指貫、赤の裲襠(りょうとう)をはおり、銀造りの虎の尻鞘の太太刀。右方は葡萄(えび)色闕腋に紺の裲襠、金造りの豹の尻鞘の太太刀…とパンフレットに説明されているが、ち…
葵祭を見てきた。高校生のとき、古文の先生が「一度は見に行くといいですよ」と言っていたのを聞いてから、いったい何十年経っているだろう。毎年5月15日と決まっているので、土日にかかるとは限らず、なかなか行きにくかったのである。 朝、行列出発(10:3…
○井上博道写真、松本包夫解説、高岡一弥アートディレクション・編集『隠れた仏たち』 ピエ・ブックス 2010.3 これはいい本。仏像好きなら間違いなく手元に置きたくなる1冊である。冒頭には司馬遼太郎氏の序文。撮影者と産経新聞大阪本社で一緒に仕事をした縁…
○木村衣有子『大阪のぞき』 京阪神エルマガジン社 2010.4 新宿の某書店で「ありそうでなかった、女子向け大阪案内」というポップにつられて買ってしまった。京阪神エルマガジン社の雑誌「Meets Regional(ミーツ)」に始まり、ウェブ版「大阪のぞき」に連載…
○宇野重規『〈私〉時代のデモクラシー』(岩波新書) 岩波書店 2010.4 著者が「あとがき」で「それにしても、我ながら不思議な本ができあがりました」と述べているのを読んで、笑ってしまった。ほんとに。表題を見たときは、てっきりガチガチの現代政治論だ…
○横浜美術館 『ポンペイ展:世界遺産 古代ローマ文明の奇跡』(2010年3月20日~6月13日) ゴールデンウィーク最後の日曜日。連休中は、ずっと日本美術を追いかけていたので、最後に気分を変えて、西欧文明の源流に接してみることにした。 イタリア南部のヴェ…
※連休前に行った展覧会から、記憶をたどりつつ。 ■根津美術館 新創記念特別展 第5部『国宝燕子花図屏風 琳派コレクション一挙公開』(2010年4月24日~5月23日) 数ある根津美術館の優品の中でも、多分いちばん人気が高いのはこれだと思う(直感で)。個人的…
■大阪市立東洋陶磁美術館 企画展『高麗時代の水注』(2010年4月10日~7月25日) 2日目、勝尾寺で満願のあと、少し時間があったので寄った。「高麗時代の水注(水差し)」だけで30点、企画展示ができてしまうというコレクションの厚みがすごい。しかも優品揃…
○奈良国立博物館 平城遷都1300年記念『大遣唐使展』(2010年4月3日~6月20日) 連休最終日は、迷った末に奈良へ。3日前(5/2)の夕方、ちらっと奈良市内に寄ったとき、あまりの人出に辟易して、ずいぶん迷ったのである。しかし、覚悟を決めて早起きし、9時よ…
■京都古文化保存協会 平成22年度京都春季非公開文化財特別公開(2010年4月24日~5月9日) 西国三十三所満願を達成した翌日は京都へ。京博の『長谷川等伯』展も気になるが、これは東博バージョンを見ているので、あえて割愛。むしろ展覧会には出なかった等伯…
2008年秋に始まった「西国三十三所結縁ご開帳」も足掛け3年、今月末をもって終了する。私も、いよいよ満願成就に向けてラストスパートの巡礼旅に出かけた。 ■西国番外 華頂山元慶寺(がんけいじ)(京都市山科区) 5月2日朝、新幹線で京都入り。地下鉄・御陵…
○冲方丁『天地明察』 角川書店 2009.12 2010年本屋大賞受賞作。ニュースを聞いたときは、え?と耳を疑った。私はあまり小説を読まないほうだが、今、何が売れているかくらいは把握しているつもりだった。ところが、全くノーチェックだった作品が大賞に決まり…
○東京国立博物館 特別展『細川家の至宝-珠玉の永青文庫コレクション-』(2010年4月20日~6月6日) 旧肥後熊本藩主・細川家の文化財を伝える永青文庫は、私の好きな美術館のひとつだ。神田川沿いから、急な胸突坂を上がった途中にある。『タモリのTOKYO坂道…