2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧
あまり自分の生活まわりのことは書かないようにしているブログだが、毎年、大晦日は、その禁を少しだけ破る。 ■全般 震災の年にこんなことをいうのも何だが、個人的には落ち着いた1年だった。だいたい3年周期で職場の異動や引っ越しがあると、2年目がいちば…
○北野天満宮:終い天神+宝物殿 天満宮の縁日(毎月25日)の中でも最も賑わうという「終い天神」へ。まあ賑わうと言っても午後からだろうなあ、と思いながら、様子を見ようと昼前に到着。すると、すでに参道は人でぎっしりだった。すごい! バス通りから楼門…
○大和文華館 『中国美術コレクション展』(2011年11月19日~12月25日) 今回は、全て同館所蔵品による平常展のため、入館料は割安。しかし、内容は特別展に引けを取らない。会場入口に墨蹟の『虎丘十詠跋』(元代、霊石如芝筆)、絵画の『秋塘図』(北宋)、…
○奈良公園:春日大社~東大寺~奈良国立博物館 関西に来るときは、博物館の特別展だの秘仏公開だの、いつも目的に縛られて、駆け足になるので、年に1回くらいは罪滅ぼしの平常心旅行。朝の空気が温まり始めた頃に起き出して、奈良公園に向かう。 以前なら、…
歳末の三連休、奈良と京都を1日ずつ。 ほんとは12月2週目に上洛して、東近江の観峰館と四日市の澄懐堂に行くつもりだったのにー。 あるいは3週目だったら、春日若宮のおん祭が見たかったのにー。 どっちも駄目で、ちょっとガッカリだったが、たまには欲張ら…
○出光美術館 日本の美・発見VI『長谷川等伯と狩野派』(2011年10月29日~12月18日) 先週で終了した展覧会だが、面白かったので、記憶を掘り起こして書いておこう。まだWeb上に残っている展覧会趣旨を読むと「桃山画壇を席捲した等伯絵画の魅力を、一大画派…
○台東区立書道博物館 中村不折コレクション『日本の古代碑-多胡碑建立1300年を記念して-』(2011年11月15日~2012年1月15日) 日本の碑(の拓本)を見るぞ!と思って行ったので、いきなり1階の大型展示ケースに『広開土王碑』を見たときは(もちろん目に入…
○戸栗美術館 『海を渡った伊万里焼展~鎖国時代の貿易陶磁~』(2011年10月2日~12月23日) このところサボっていた展覧会レポートを思い出せる限り、取り急ぎ。「鎖国政策をとっていた江戸時代にありながら、世界の陶磁市場を席巻する輸出磁器として一時代…
○野嶋剛『ふたつの故宮博物院』(新潮選書) 新潮社 2011.6 発売当初に本書を見たときは、何を今さら、と思った。あれでしょ、日中戦争の戦火を避けるため、北京故宮の文物が四川省まで運ばれ、終戦後、北京に戻るはずが、国共内戦の勃発により、国民党政権…
○橋本健二『階級都市:格差が街を侵食する』(ちくま新書) 筑摩書房 2011.12 理論・データ・フィールドワークから迫る「東京」論。実質的な序論である第1章の前に置かれた短章「東京のなかの東北」は、東日本大震災を受けて、付け加えられたのではないかと…
今年は落葉が遅い気がする。 先週末の都内某所(職場) 今週末の新宿駅近傍(自宅の近所) 寒さで身体も頭も働きが鈍っているのと、年内〆切の仕事に追い立てられているのとで、 記事更新がとどこおっているが、なんとか今日でケリをつけて、 来週末は、晴れ…
○本郷和人『謎とき平清盛』(文春新書) 文藝春秋 2011.11 テレビを見なくなった、と言いながら、逆に「これ」と思ったドラマは、狙って見るようになった。『坂の上の雲』の話題はもうしばらく封印して、とりあえず来年の大河ドラマ『平清盛』である。私は、…
○NHK土曜ドラマスペシャル『真珠湾からの帰還~軍神と捕虜第一号~』(2011年12月10日) 打ち明けて言ってしまうと、2010年の大河ドラマ『龍馬伝』で後藤様(象二郎)を演じた青木崇高氏が主演することを知って、じゃ、見てみるか、くらいに軽く考えていた。…
○静嘉堂文庫美術館 静嘉堂の東洋陶磁 PartIII『朝鮮陶磁名品展-高麗茶碗、漆工芸品とともに-』(2011年10月1日~12月4日) これも最終日に駆け込み参観。公式ページはもう消えてしまったが、「仏教に信仰篤く貴族文化が花開いた高麗時代に誕生した高麗青磁…
○神奈川県立金沢文庫 特別展 興正菩薩叡尊鎌倉下向750周年記念I『愛染明王 愛と怒りのほとけ』(2011年10月15日~12月4日) 最後の週末に駆け込みで参観。愛染明王の仏像・仏画の名品を紹介する展覧会。仏画が10幅程度あり、彫像は数体だった。チラシになっ…
○羽田正『新しい世界史へ:地球市民のための構想』(岩波新書) 岩波書店 2011.11 著者が信頼のおける歴史学者であることは百も承知だが、本書のタイトルには少し引いてしまった。理念だけ先走ったトンデモ本だったらどうしよう、と思って、読み始めるのをた…
○岡本隆司『李鴻章:東アジアの近代』(岩波新書) 岩波書店 2011.11 岩波新書の新刊棚に「李鴻章」の文字を見つけた時は、嬉しいのと驚いたのと(あり得ない!)で、声を上げそうになった。著者は言う、日本人の中国認識はかなり偏っている。諸葛孔明は知っ…
今年も、いつもの花屋さんで購入。 →昨年(2010年)のリース。 私が、いわゆるクリスマスカラー(赤と緑)のリースを避けているわけではなくて、この花屋さん自体が、あまりそういうリースを店頭に置かないのである。今年、気づいた。
○森岡孝二『就職とは何か:〈まともな働き方〉の条件』(岩波新書) 岩波書店 2011.11 自分の半生を振り返って、個人的・世代的な運不運を評価できる年齢になってきたが、バブル真っ只中に就職(転職)できたことは、幸運だった。いまの学生が〈まともな〉し…
○竹内洋『革新幻想の戦後史』 中央公論社 2011.10 著者は1942年生まれ。佐渡島で育ち、1961年に京都大学に入学。短いサラリーマン生活を経て大学院に進学し、学園紛争このかたの大学キャンパスと知識人の風景をずっと見てきた。それゆえ、「自分史としての戦…