2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧
○北海道博物館 開館記念特別展『夷酋列像 蝦夷地イメージをめぐる人・物・世界』(2015年9月5日~11月8日) 今年8月、初めて北海道博物館を訪ねたときに、この展覧会の開催を知った。江戸後期の画人、蠣崎波響(かきざき はきょう、1764-1826)が12人のアイ…
○国立西洋美術館 『黄金伝説展:古代地中海世界の秘宝』(2015年10月16日~2016年1月11日) 東京国立博物館の帰り、半端に時間が余っていたので入ってみたら、面白かった。私はあまり西洋史に詳しくないので、知らないことにいろいろ驚いた。プロローグは、…
○東京国立博物館・東洋館8室『中国書画精華-日本における受容と発展-』(2015年9月8日~11月29日) 久しぶりに東博に行ってきた。せっかく関東に戻ってきたのに、今年度は『鳥獣戯画』(←京都で見た)『クレオパトラ』『ブルガリ』と、特別展をパスしてい…
明日から札幌へ1泊旅行。なのに帰り道のデパートで、北海道限定のサッポロクラシック缶が安売りされているのを見て、思わず買ってしまった。 銘柄にこだわるようなビールの飲み方はしていなかったのだが、2年間の札幌生活から関東に戻ってきたら、どこのビー…
○小熊英二『生きて帰ってきた男:ある日本兵の戦争と戦後』(岩波新書) 岩波書店 2015.6 暇つぶしのつもりで読み始めたら、どんどん夢中になってしまった。万人に勧められるかどうか分からないが、私はこういう本が大好きなのである。思い入れの希薄なノン…
○有田芳生『ヘイトスピーチとたたかう!:日本版排外主義批判』 岩波書店 2013.9 振り返って、そうか2013年(2年前)だったか、と思った。著者が、作家の柳美里さんのツイッターによって、東京・新大久保で韓国・朝鮮人を標的にしたヘイトデモが行われている…
○小田嶋隆『超・反知性主義入門』 日経BP社 2015.9 日経ビジネスオンラインの連載コラム「小田嶋隆のア・ピース・オブ・警句」からピックアップしたもの。テーマ別に編集し直してあるが、ざっと見直したところ、2013年5月の記事がいちばん古いようだ。わずか…
2年間、札幌で暮らしている間、関東に戻ったら…と指をくわえていた行事がいくつかある。今週はそのひとつ、川越祭りを見に行ってきた。もともと埼玉県で暮らしていた時期に覚えたもので、2007年、2008年、2010年、2012年と出かけている。公式サイトによると…
○原武史『「昭和天皇実録」を読む』(岩波新書) 岩波書店 2015.9 昭和天皇の事蹟・言動を記録した「昭和天皇実録」は、24年間かけて編纂され、天皇皇后両陛下に奉呈された後、2015年3月に公刊された。出版元は東京書籍であるとか、在位中だけでなく、明治34…
○サントリー美術館 『逆境の絵師 久隅守景 親しきものへのまなざし』(2015年10月10日~11月29日) 楽しみにしていた展覧会なので、さっそく出かけた。朝早かったこともあって、館内はすいていた。久隅守景(くすみもりかげ、17世紀)の知名度ってどのくらい…
○豊下楢彦『集団的自衛権とは何か』(岩波新書) 岩波書店 2007.7 この夏、ずっと書店の目立つ棚にあって、気になっていた本。安保法案の国会審議が一段落した(全て終わったとは思っていない)ところで、ようやく本書を読む機会を得た。ごく最近、書店に並…
○徳川美術館 開館80周年記念秋季特別展『茶の湯の名品』(2015年9月19日~11月8日)+蓬左文庫 開館80周年記念秋季特別展・日韓国交正常化50周年記念展『豊かなる朝鮮王朝の文化-交流の遺産』(2015年9月19日~11月8日) 仕事で京都に行くことになったので…
○Carnival on Ice 2015(カーニバルオンアイス)(2015年10月3日、19:00~、さいたまスーパーアリーナ) フィギュアスケートの新シーズンの本格的な幕開けを前に「カーニバルオンアイス」を見て来た。当日は、まず同じ会場で、日本、北米、欧州の3地域がフ…
○高橋源一郎、SEALDs『民主主義ってなんだ?』 河出書房新社 2015.9 2週間ほど前、つまり本書が店頭に並んですぐに買って一気に読んでしまった。その後はツイッターのTLに流れる「面白かった」「感銘を受けた」という感想を、そうだろ?という気持ちでにやに…
○根津美術館 創立75周年記念特別展『根津青山の至宝 初代根津嘉一郎コレクションの軌跡』(2015年9月19日~11月3日) 「根津青山」って何度聞いても地名のようだが、「青山(せいざん)」は、茶人でもあり、鉄道王とも呼ばれた実業家、初代根津嘉一郎(1860-…
○水木しげる『総員玉砕せよ!』(講談社文庫) 講談社 1995.6 先日、境港の「水木しげる記念館」に行ったとき、館内のショップで購入した。私は子供の頃から水木しげる氏の妖怪マンガが大好きで、作者が戦争で片腕を失くされた方だというのは存じ上げていた…
○永井晋『源頼政と木曽義仲:勝者になれなかった源氏』(中公新書) 中央公論新社 2015.8 治承4年(1180)5月の以仁王の挙兵から元暦2年(1185)3月の壇ノ浦の戦いにいたる源平合戦(治承・寿永の乱)は、平氏の滅亡によって終結する。著者は、この戦いを平…