2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧
1月29日(土) 吉野・金峯山寺蔵王堂。 10:30頃。秘仏の拝観を終えて外に出てみると、巨大な木製コンテナの上蓋が外されたところだった。蔵王堂の正面階段に組まれた足場の上で見守る人々。ええ、これってもしや?もしや!? 続いて側面が外されると、仏像の…
○金峯山寺 日本最大秘仏・金剛蔵王権現特別ご開帳 http://www.kinpusen.or.jp/index.htm 吉野の金峯山寺には以前にも来たことがある。10年以上も前のことだ。桜の盛りで賑わっていた。大きなお堂の印象は残っているが、扉の向こうにどんなご本尊がいらっしゃ…
有田のまちには、有名な陶磁器会社の本店がある。 どこも私設のギャラリーを持っていて、立ち寄ると楽しい。 上:「深川製磁」は雲の上に頭を出した富士山のマークが目印。 中:「香蘭社」。入口は目立たないが、中に入るとびっくり。 下:「香蘭社」のギャ…
新春は陶磁器の展覧会が多い。それとも今年に限ってかしら? とりあえず、根津美術館だけ行ってきたけど、戸栗美術館、松岡美術館も気になっている。 写真は、去年のクリスマスイブに歩いていた佐賀県の有田のまちで。 陶磁器専門の色絵具店のショーウィンド…
○東京国立博物館 親と子のギャラリー『仏像のひみつ』 http://www.tnm.jp/ 先に唐招提寺展を見てきた友人から「平成館のギャラリーに、本館の仏像が来てるから見逃さないように」と忠告されていたので、のぞいてみた。 そしたら、あ~ら、びっくり! いつも…
○佐藤卓己『言論統制:情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』(中公新書)中央公論社 2004.8 昨年の夏、上梓されたばかりのこの本を見つけて「あ、佐藤卓己さんの新刊だ」といったんは手に取った。しかし、テーマが重いし、本も厚いし、引用文も漢字カタカナ混…
○東京国立博物館『唐招提寺展-国宝 鑑真和上像と盧舎那仏』 http://www.tnm.jp/ また唐招提寺展か、と思わないでもなかった。『鑑真和上展』が上野の東京都美術館で開催されたのは、唐招提寺金堂の平成大修理が始まったばかりの2001年1月~3月のことである…
○根津美術館『華やかなうつわたち -伊万里・柿右衛門・鍋島-』 http://www.nezu-muse.or.jp/ 「陶磁器を愛でる」というのは、育ちがよくて、高級品に囲まれてセレブな毎日を過ごしてしている人の趣味、という先入観があって、ずっと敬遠してきたが、ようや…
○産業技術総合研究所『陶磁器における図案データベース』 http://unit.aist.go.jp/chubu/DB/ 忙しかった一週間もやっと終わり。週末の楽しみはいろいろあるが、とりあえず根津美術館の『華やかなうつわたち -伊万里・柿右衛門・鍋島-』を見にいこうと思っ…
○保立道久『義経の登場:王権論の視座から』(NHKブックス)日本放送出版協会 2004.12 カバー裏の要約にいわく。母常盤(ときわ)、父義朝(よしとも)、義父一条長成(いちじょう ながなり)の生きた貴族社会の血縁・姻族関係を掘り起こし、兄頼朝(よりと…
○連続電視劇 『人生幾度秋涼』31集 今週は仕事が忙しくて読書が進まない。毎週日曜の夜に放映されているこのドラマも、休日出勤で見られなかったので、録画しておいた分をようやく見た。全31集の連続ドラマも第26集まで来たので、そろそろ終盤である。 派手…
○ 日本発!!文化情報の発信と共有「第2回 資源共有化に関する研究集会」 1月14日(金)の午後、仕事を休んで国文学研究資料館に出かけた。標記の研究集会を覗くためである。 主催者は大学共同利用機関法人「人間文化研究機構」である。これは、昨年4月、国立…
○永青文庫美術館 平成16年度冬季展『中国の石仏』 http://www.eiseibunko.com/ 雨の土曜日、小さな美術館には人影がなく、クラシックな木枠の展示ケースが置かれた部屋で、30点ほどの中国の石仏を、まるで自分のコレクションのように眺め渡すことができた。…
ずいぶん遅れたが、初詣は鎌倉の鶴ヶ岡八幡宮へ。ただし、片参りにならないように、まず、逗子の亀ヶ岡に詣でる。こんなことを信じているのは逗子の住人だけだろうけど、私も一時は逗子市民だったので。 それから、久しぶりに名越の切り通しを抜けた。実は、…
○四方田犬彦『心は転がる石のように』ランダムハウス講談社 2004.12 主に2003年から2004年にかけて書かれたエッセイをまとめたもの。SARS、狂牛病、タマちゃんなど、この時期、我々の耳目を騒がせ、そして通り過ぎていった(かに見える)数々の事件が綴られ…
○日本橋タカシマヤ『大本山相國寺と金閣・銀閣の名宝』 http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/index.html 会場に入ると、禅僧の頂相彫刻がずらりと並んでいて、ガラス越しとは言いながら、なんだか鼻を突合せるように眺めることができるのが面白い。どれも椅…
○東京国立博物館『新春企画 博物館に初もうで』その他 http://www.tnm.jp/ 国立博物館が法人化されてからだったろうか、この「博物館に初もうで」企画が始まったのは。いろいろイベントがあるなかで、干支にちなんだ美術品を集めて見せるというのが、なかな…
○陳瞬臣『旋風に告げよ(上・下)』(講談社文庫)講談社 1982.9 年末年始に実家に帰ると、することもないので、なんとなく、むかしの本棚の本を読み始める。学生時代は、本の最後に読了年月日を書き入れておくことを習慣にしていた。日付によれば、1983年3…
○連続古装電視劇 『天下第一』 今日は軽い話題で。 ■王晶賀歳劇《天下第一》到底有幾箇“第一”-- ドラマ『天下第一』には、いったい、いくつの「No.1」があるだろう?(中国語) http://ent.sina.com.cn/v/h/2005-01-07/2236622603.html 新作の時代劇ドラマ『…
○中沢新一、赤坂憲雄『網野善彦を継ぐ』講談社 2004.6 重く厳しい本だった。「あとがき」で赤坂さんが告白しているように「とても愉しい対談だった。いたるところに笑いがあった。こんなに笑いの多い対談も珍しいにちがいない」という和やかな雰囲気は、読ん…
○国立科学博物館『特別展 翡翠展ー東洋の至宝』 http://www.kahaku.go.jp/ 1月2日、世田谷美術館のあと、少し時間があったので、上野にまわった。もう4時を過ぎていたが、日曜日のため、科博は6時まで開館しているという。ラッキー! この展覧会は、一面では…
○世田谷美術館『特別展 祈りの道―吉野・熊野・高野の名宝』 http://www.setagayaartmuseum.or.jp/ お正月も開館している美術館や博物館が増えた。うれしいことだ。というわけで、1月2日、世田谷美術館に行き、吉野・熊野・高野まとめて初詣とすることにした…
○五味文彦『源義経』(岩波新書)岩波書店 2004.10 確実な史料によってたどれる「史実としての義経」と、物語類に現れる「創作された義経」を、注意深く切り分け、両面から描いたもの。著者は「史実としての義経」が武勇一辺倒の将でなく、文武の人材を集め…
○高橋哲哉『教育と国家』(講談社現代新書)講談社 2004.10 「戦後教育のせいで子どもがおかしくなった」から、教育基本法を改正し、愛国心教育・伝統文化の尊重・道徳心と宗教的情操の涵養などを復活させようという論調に対して、ひとつずつ反駁していく本…
○田原総一朗『戦後最大の宰相 田中角栄(上・下)』(講談社+α文庫)講談社 2004.12 田中角栄が世論の熱狂的な支持を受けて首相になった当時、私は小学生だった。そして、立花隆の「田中角栄研究」が出て金脈問題が露見し、ロッキード事件に政界が揺れる中…