2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧
〇加藤徹『後宮:宋から清末まで』(角川新書) KADOKAWA、2025 『後宮:殷から唐・五代十国まで』の続編である。扱われる王朝は、宋、遼、金、元、明、清。非漢民族による征服王朝(遼、金、元)を別にすると、日本人にも比較的なじみのある時代ではないか…
旅行3日目は単独行動。橿原考古学研究所附属博物館を訪ねるために、大和八木から2駅先の畝傍御陵駅で下車した。博物館の開館まで、まだ30分ほど時間があったので、どこか立ち寄れる観光スポットはないか探したら、駅の反対側に「本薬師寺跡」があることが分…
旅行2日目。友人たちとは朝の近鉄車内で合流し、室生口大野駅で下車、満員の路線バスで室生寺に向かった。受付を入ってすぐの宝物殿の開館(9:00)まで、まだ時間があったので、さきに境内を散策することにする。 仁王門をくぐって石段を上がると、弥勒堂、…
三連休を使って、東京在住の友人と三重県在住の友人と3人で小旅行をしてきた。昨年のお伊勢参り旅行のメンバーで、今年も津や久居あたりに泊まるつもりが、どこもホテルが満室で、初日は名張で落ち合うことになった。 土曜日、新幹線と近鉄急行を乗り継ぐ途…
レポートを書けていない展覧会がたくさんあるのに、今週末はまた関西旅行なので、まとめて簡単なメモを書いておく。 ■東京藝術大学大学美術館 藝大コレクション展2025『名品リミックス!』(2025年10月7日~11月3日) 先人の作品に向き合い、描き写すことで…
〇山種美術館 特別展『日本画聖地巡礼2025-速水御舟、東山魁夷かや山口晃まで-』(2025年10月4日~11月30日) 2023年開催された『日本画聖地巡礼』展の第2弾だというが、私は第1弾は見逃したようだ。展示は、北海道→東北→関東、という具合に地域でまとめら…
〇根津美術館 在原業平生誕1200年記念特別展『伊勢物語 美術が映す王朝の恋とうた』(2025年11月1日~12月7日) 在原業平(825-880)の和歌を中心とする短編物語集『伊勢物語』は、『源氏物語』と並び、日本の文化・芸術のあらゆる分野に多大な影響を与えて…
〇五島美術館 特別展『古染付と祥瑞-愛しの青(Blue)-』(2025年10月28日~12月7日) 今季はやきものか、おなじみのテーマだな、という軽い気持ちで出かけたら、お茶会の日だったせいか、着物姿の女性たちで展示室が賑わっていた。冒頭の単立ケースに展示…
■鎌倉国宝館 特別展『扇影衣香-鎌倉と宋元・高麗の仏教絵画の交響-』(2025年10月25日~12月14日) 久しぶりに鎌倉に遠征した。国宝館の特別展では、宋元・高麗、そして日本の鎌倉の同時代の東アジアで制作された仏教絵画を一堂に展観中。京博の『宋元仏画…
昨日は酉の市だったので、例年のように富岡八幡宮の酉の市を覗いてきた。いつの間にか日が暮れるのが早くなり、夜道はふつうに寒くなった。酉の市は、そんな季節に控えめな明るい光を灯すような、江戸情緒豊かな祭礼で、私は大好き。晩秋から初冬のお祭りと…
〇加藤喜之『福音派:終末論に引き裂かれるアメリカ社会』(中公新書) 中央公論新社 2025.9 最近のアメリカの政治状況をめぐって、なぜか古めかしい宗教用語を耳にすることがある。福音派(エヴァンジェリカル)は、元来、プロテスタント教徒を指す一般的な…
〇2025NHK杯国際フィギュアスケート競技大会(11月7-9日、東和薬品RACTABドーム) 6月初め、今年の出場選手の情報がネットに流れてきたのを見て、今年のNHK杯は絶対に行かなくては!と思った。今季限りで引退を表明していた日本女子の坂本花織ちゃんと樋口新…
〇『淬火年代』全34集(愛奇藝等、2025年) はじめ読めなかった「淬火(ついか、cuihuo)」とは、金属やガラスなどの素材を加熱後、水や油などの冷却剤で急冷し、硬度と強度を高める熱処理のことをいう。全編を見終わると、なかなか味わい深いタイトルだと感…
深川花手水(ふかがわはなちょうず)は、2022年6月に「事始め」と題してトライアルが行われ、すっかり定着した感のあるイベント。富岡八幡宮や深川不動堂では手水舎の水盤に切り花が盛られ、参道の店先にも、花を浮かべた手水鉢が並ぶ。 公式には、10月24日…