2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧
○蛇蔵、海野凪子『日本人の知らない日本語』[1]-2 メディアファクトリー 2009.2-2010.2 駅前の書店で、時間つぶしに読み始めたら、思いのほか面白かった。八割方は立ち読みしてしまったというのに、置いて帰るのが惜しくて、買ってしまった(2巻とも)。外国…
○東京芸大美術館 『芸大コレクション展-春の名品選』(2011年4月7日~5月29日、6月7日~6月19日) 芸大美術館、春恒例のコレクション展。たぶん2008年から毎年行っている。はじめは、芸大コレクションって何があるの?という感じだったが、美術教育の参考と…
○永井義男『江戸の密通:性をめぐる罪と罰』(学研新書) 学研パブリッシング 2010.2 江戸時代、正式な婚姻以外の男女の性交渉は全て「密通」とされた。ということで、本書が取り上げるのは、いわゆる不倫関係のほか、結婚前の男女の性関係、婦女暴行、近親…
○氏家幹人『江戸奇人伝:旗本・川路家の人びと』(平凡社新書) 平凡社 2001.5 1997年、雑誌『太陽』連載。江戸人の随筆に登場する無名の奇人たちを紹介する目論見で始まった歴史よみものエッセイだが、プロローグに松浦静山の『甲子夜話』、冒頭の二編に宮…
○苅谷剛彦『学校って何だろう:教育の社会学入門』(ちくま文庫) 筑摩書房 2005.12 学校って何だろう。「学校」生活から遠ざかって何十年にもなるのに、周りに子どももいないのに、ときどき考えてしまう。本当は私の問いは「大学って何だろう」なのだが、い…
○東京芸大美術館『香り かぐわしき名宝』展(2011年4月7日~5月29日) 描かれたもの・造られたものをテーマにした美術展は数々あるが、敢えて「香り」という、見えないものに焦点を絞ったところが面白い。 さて、何から来るのかなーと思ったら、冒頭はホンモ…
○出光美術館 『花鳥の美-珠玉の日本・東洋美術』(2011年4月23日~6月19日) 「花鳥は、日本・東洋の美術作品の中で、最も愛された主題です」って、当たり前すぎて、テーマになってないだろ、と思って苦笑してしまった。でも、何度も言うようだが、実力のあ…
○三井記念美術館 『館蔵品展』(2011年4月6日~6月19日) 東日本大震災の影響で、中止や企画変更を余儀なくされた展覧会は数多い。同館でも、特別展「ホノルル美術館所蔵『北斎展』葛飾北斎生誕250周年記念」の開催ができなくなったため、急遽、代替が決まっ…
○永江朗『筑摩書房 それからの四十年:1970-2010』(筑摩選書) 筑摩書房 2011.3 2010年10月に刊行を開始した筑摩選書に、2冊の新刊が加わった。和田芳恵著『筑摩書房の三十年:1940-1970』は、筑摩書房の創業から30年間を描いた同社の社史の復刻版。そして…
○天理ギャラリー 第143回展『天理図書館 開館80周年記念特別展-新収稀覯本を中心に-』(2011年5月15日~6月12日) 恒例の天理図書館収蔵展。今年は、2010年に開館80周年を迎えた天理図書館が、近年蒐集した和・漢・洋の稀覯書を厳選しての特別展が、東京に…
○橋本雄『中華幻想:唐物と外交の室町時代史』 勉誠出版 2011.3 室町日本には、(A)文明の表象としての中華帝国へのあこがれと、(B)自身(自国)を中華に同化させ、周辺諸国(朝鮮・琉球)を見下す両極をもった対外意識が見られる。「中華幻想」とは、「ちょ…
○淡海文化を育てる会編『近江観音の道:湖南観音の道・湖北観音の道』(近江歴史回廊) サンライズ出版 (発売) 1999.12 『近江の祈りと美』に続き、サンライズ出版さんの本を取り上げるのは2冊目である。これは、世田谷美術館の『白洲正子』展に行ったとき、…
○江戸東京博物館 特集展示『オイレンブルク伯爵のみた幕末の江戸』(2011年5月1日~5月29日) 江戸博の常設展エリアで行われる特集展示を、私はけっこう楽しみにしている。本展は、日独交流150周年を記念し、万延元/1860年、プロイセン政府から派遣されたオ…
○江戸東京博物館 特別展『五百羅漢-増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信』(2011年4月29日~7月3日) 予定より大幅に長引いたシンポジウムを聞き終え、いよいよ会場に入って、第一の展示ケースの前に立つ。 増上寺に伝わる狩野一信筆『五百羅漢図』は全10…
○江戸東京博物館 シンポジウム『知られざる幕末の絵師 狩野一信』(2011年5月15日、13:30~15:30) まずは長い前置きから。特別展『五百羅漢』関連イベントのシンポジウムに行ってきた。展覧会は、当初3月15日~5月29日で予定されていたが、3月11日の地震発…
○池上永一『テンペスト』1~4(角川文庫) 角川書店 2010.8-11 時は19世紀、琉球は第二尚氏王朝第18代尚育王の御世。首里の孫家にひとりの女子が生まれおちる。母親は難産に耐え切れず世を去り、男子を待ち望んでいた父親は、名前をつけることも忘れ、娘の養…
○松本泰生『東京の階段:都市の「異空間」階段の楽しみ方』 日本文芸社 2007.12 先だって『タモリのTOKYO坂道美学入門』(講談社、2004)を購入するとき、そばにあった本書を一緒に買ってしまった。出版社は違うが、よく似たつくりの本である。東京の名階段1…
○熊田忠雄『拙者は食えん!:サムライ洋食事始』 新潮社 2010.4 冒頭、著者がヨーロッパ旅行で一緒になったという、70代半ばの男性のエピソードに微笑んでしまった。海外旅行が趣味で、ひとりでツアーに参加している元気な男性であったが、パンや肉料理が口…
■東京国立博物館・本館特別1室・特別2室 特集陳列『平成23年新指定重要文化財』(2011年4月26日~5月8日) 関西旅行から帰った週末、これだけは見ておかなければ、と慌てて駆けつけた特集展示。個人的に面白かったのは、まず対馬藩作成の『朝鮮国書』(京都…
最近、本格的に茶の湯に興味が出てきたので(実践はしてないけど)千利休が生まれた堺を訪ねてみた。屋敷跡には、利休が産湯をつかったともいい(現地の立て札)、また茶の湯に常用していたともいわれる(別の立て札)「椿の井」が残る。 少し歩くと南宗寺。…
関西ツアー最終日(5/6)。今日は職場に呼び戻されてもやむを得ず、と思っていたが、メールチェックをして、何も起きていないので、このまま休暇を楽しむことにする。 ■西国第十番 明星山三室戸寺(京都府宇治市) 西国巡礼2巡目は、これでようやく11ヶ所目…
上賀茂神社で行われる「賀茂の競馬(くらべうま)」を見に行った。競馳(きょうち)は14:00開始という情報を得ていたが、私は少し遅れて到着。それでも、まだ第一の番(つがい)が馬場に入って、三遅(さんち)という足馴らしが行われているところだった。せ…
京都泊2日目(5/5)は市内の見どころを周遊。市バス1日乗車券を大活用。 ■京都市美術館 親鸞聖人750回忌 真宗教団連合40周年記念『親鸞展 生涯とゆかりの名宝』(2011年3月17日~5月29日) 朝イチは9:00開館のここから。京都の友人に「文書ばかりでつまらな…
■西国第二十九番 青葉山松尾寺(京都府舞鶴市) 朝(5/4)大阪のホテルをチェックアウトし、京都へ向かう。京都駅で荷物をコインロッカーに放り込み、山陰本線のホームへ。今日は西国札所のひとつ、松尾寺(まつのおでら)に参拝することに決めた。前回の参…
大阪のホテルを起点に、いろいろ考えた結果、今日(5/3)は東西に広域移動することに決めた。交通費はかかるが、意外と時間は有効活用できる案なのである。 ■MIHOミュージアム 春季特別展『長沢芦雪 奇は新なり』(2011年3月12日~6月5日) 冒頭で、あれ?と…
大阪泊。前日は京都で友人と遅くまで飲んでしまったので、早起きできず。今日(5/2)は月曜なので、西国札所めぐりにしようと思っていたが、予定を変更。 ■正木美術館 2011年春季展『憧憬 室町の風流』(2011年4月2日~5月29日) 正木美術館は初訪問。ただし…
■京都国立博物館 特別展覧会『法然-生涯と美術-』(2011年3月26日~5月8日) 『法然上人絵伝』を軸に、法然の生涯と思想、また法然をめぐる人々の事跡を展望する。 展示の中心は、国宝『法然上人絵伝』四十八巻(知恩院蔵)及び、各地に散らばるその模本、…
5/1から関西周遊に出かけて、本日5/6帰宅。 基本的にひとり旅なのだが、初日は京都在住の友人2人につきあってもらい、5/3から昨夜までは、遅れて東京から出てきた友人と一緒に夕食を食べていたので、思いのほか、グルメ遊になってしまった。 5/4 奈良町の酒…