2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
〇『都挺好』(2019年、東陽正午陽光影視有限公司) 古装ドラマ好きの私だが、評判を聞いて、久しぶりに現代劇を見てみた。舞台は2017年の蘇州。めざましい経済発展を背景に、高層ビルと古い家並み、豊かな自然が併存する都市。蘇州の古い集合住宅に、定年後…
○渡邉義浩『漢帝国:400年の興亡』(中公新書) 中央公論新社 2019.5 中国の歴代王朝には、好きな王朝と、あまり興味のない王朝がある。漢帝国は、むかしから「好きな王朝」のひとつだと思ってきたが、自分の知識が偏っていて、知らない側面がたくさんあるこ…
岡山に行く機会があったら、一度訪ねてみたい場所があった。倉敷市真備町にある横溝正史旧宅である。倉敷観光WEB(公式観光サイト)には、JR伯備線の清音駅を起点とし、横溝正史と金田一耕助にまつわる見所をめぐる「金田一耕助の小径」というウォーキングコ…
〇大原美術館(倉敷市) よく晴れた土曜日、朝から大原美術館を参観した。イオニア式の円柱が並ぶ堂々とした本館に入ると、はじめに出会うのが『和服を着たベルギーの少女』。紫地に赤や黒の細かい模様を散らした華やかな振袖、細面の少女の、ほんのり上気し…
木・金と仕事で岡山に行ってきた。金曜は仕事のあと、岡山大学の附属図書館を見学して、貴重書展示室を見せてもらった。池田家文庫(旧岡山藩主・池田侯爵家旧蔵資料)の国絵図の軸(複製)を見ながら「本物はもっと大きくて…」という説明を聞いていたら、急…
〇太田記念美術館 『江戸の凹凸-高低差を歩く』(2019年6月1日~6月26日) 浮世絵に描かれた江戸の凸凹(おうとつ)-地形の高低差に焦点を当てる展覧会。浮世絵の楽しみ方にもいろいろあって、有名人や歴史的事件を描いたもの、怪奇や悪人、芝居と芸能、女…
〇千葉市美術館 板橋区美×千葉市美 日本美術コレクション展『夢のちたばし美術館!?』(2019年6月1日~6月23日) 東京の板橋区立美術館と千葉市美術館、日本美術、特に江戸絵画に関して、ともに個性的な活動を展開してきた両館のコラボレーション企画と聞い…
■中之島香雪美術館 企画展『茶席を彩る中国のやきもの』(2019年5月25日~8月4日) 先週の関西週末旅行、東洋陶磁美術館のあとはここに寄った。館蔵コレクションから中国のやきものを展示。多くは、村山龍平が収集し茶会で使った茶器や懐石道具で、古いものに…
〇鈴木透『食の実験場アメリカ:ファーストフード帝国のゆくえ』(中公新書) 中央公論新社 2019.4 アメリカの食文化なんて、ハンバーガーとフライドポテト、ホットドッグにアップルパイ、あと何がある?というくらいの認識だったが、どんどん認識が覆って、…
〇大阪市立東洋陶磁美術館 特別展『文房四宝-清閑なる時を求めて』(2019年4月1日~6月30日) 神戸遠征の翌日、大阪で半日だけ遊んでいく計画を立てた。まずは気になっていたこの展覧会。中国の文人を魅了し続けた文房四宝の世界を、明清時代の文房具約150…
〇Fantasy on Ice 2019 in 神戸(2019年6月8日 14:00~) FaOI後半の2会場は神戸からスタート。前日、金曜日の公演を見た人たちから、オープニングが「残酷な天使のテーゼ」だった!というレポートが流れてきて、SNSでは大騒ぎになった。アニメ「新世紀エヴ…
週末はアイスショーFaOI(ファンタジー・オン・アイス)2019神戸公演を見に遠征してきた。そのレポートは後回しにして、ついでに楽しんできたことがいくつか。まず、三宮の「一天一面」で蘭州ラーメンを食べてきた。 見通しがよくて明るい店内。土曜日の夕方…
〇山崎雅弘『歴史戦と思想戦:歴史問題の読み解き方』(集英社新書) 集英社 2019.5 いわゆる「歴史戦」への対応を、戦時中の「思想戦」を参照しながら解説する。「歴史戦」とは「歴史修正主義」の別名で、中国政府や韓国政府による、歴史問題に関連した日本…
愛読している「80C[ハオチー] 中華料理がわかるWEBメディア」というサイトで、先週、気になる記事を見つけた。 ・横浜オールド中華探訪11:限定ちまきを狙え!端午節の横浜中華街で、広東粽食べ比べ(2019/5/28) ・横浜オールド中華探訪12:横浜中華街で買…
○Fantasy on Ice 2019 in 幕張(2019年5月25日 14:00~)/仙台(6月2日 13:00~) 今年も生活の優先順位のトップにアイスショー観戦を据える季節がやってきた。今年のFaOI(ファンタジー・オン・アイス)は、幕張、仙台、神戸、富山の4会場で3公演ずつ開催…
〇みうらじゅん、いとうせいこう『見仏記:道草篇』 角川書店 2019.4 雑誌『文芸カドカワ』2018年3月号から2019年5月号まで連載していたものというから、出来立てホヤホヤの原稿である。自分と同世代であるみうらさん、いとうさんの近況を知ることができて嬉…