新春関西旅行の写真から。奈良・東大寺三月堂(法華堂)のしめ飾り。縄の上に串柿が載っている。

京都・四条通りの鍵善良房のしめ飾り。「蘇民将来子孫家門」と書いた木札を飾る。これは伊勢発祥のスタイルらしいが、むしろ八坂神社との関係かもしれない。

私は東京育ちなので、正月のしめ飾りといえば、全体に縦長で、紅白の紙垂(しで)や金銀の水引、つくりものの海老・扇・橙などを賑やかに盛ったものだと思ってきた。関西風の、横に伸びる太い縄が主役のしめ飾りは、いまだに珍しい。なお、大阪文化圏は縄の右端が太いが、伊勢は逆で、左側が太いのだそうだ(※三重県総合博物館)。