見たもの(Webサイト・TV)
〇『大江大河之歳月如歌』全34集(東陽正午陽光影視、2024年) 2018年公開の第1部、2021年公開の第2部に続く第3部。おそらくこれが完結編になるのだろう。1993年、宋運輝は東海化工を追われ、彭陽という田舎の農薬工場勤務を命じられる。新しい同僚たちから…
〇『三大隊』全24集(愛奇藝、2023年) 1998年、寧州市警察の「三大隊」は、凶悪犯の王大勇と二勇の兄弟を追っていた(三大隊は隊長の程兵のほか6人の刑事チームとして描かれている)。住民を巻き込んだ路上の大乱戦の末、ついに二勇を捕まえたが、王大勇は…
〇『天啓異聞録』全12集(愛奇藝、2023年) 年末年始に楽しませてもらったドラマ。明の天啓年間、錦衣衛の一員である褚思鏡は、山海関を超えて、雪の積もる遼東地方に赴いた。この地方で奇妙な疫病が流行っており、感染した者は妖魔の餌食になるという噂を確…
〇山崎貴監督・脚本『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』(TOHOシネマズ日本橋) 年末年始休暇のうちに映画館で映画が見たくなって、大晦日の朝に見てきた。事前に私が仕入れていた情報は「敗戦後すぐが舞台」「朝ドラ『らんまん』の主役コンビ、神木隆之介くんと…
〇『一念関山』全40集( 檸檬影業、愛奇藝、2023年) 架空の王朝を舞台にした武侠劇。中原では、梧国・安国という2つの強国が覇権を争っていた。戦いに敗れた梧国皇帝は安国の捕虜となり、安国は梧国に対して、十万両の身代金を携えて迎帝使として皇子を寄こ…
〇『猟罪図鑑』全20集(愛奇藝、檸檬影視、2022年) 中国では2022年公開。日本でも同時期から『猟罪図鑑~見えない肖像画~』のタイトルで知られているのは、そうか、国際版プラットフォームで日本語字幕版が配信されているためか、と気づき、いい時代になっ…
〇『漫長的季節』全12集(企鵝影視、2023年) 今年前半、中国で大ヒットを記録したサスペンスドラマ。見たいドラマが途切れた隙をねらって、一気に見てみた。確かに上質なヒューマンドラマだが、豆瓣(視聴者投票)9.5は高すぎではないかと思う。いまWOWOWで…
■金子修介監督『ゴールド・ボーイ』(10月29日、ヒューリックホール東京) 東京国際映画祭で気になる映画が上映されるのを知って見てきた。『ゴールド・ボーイ』の原作は、中国・紫金陳のベストセラー小説『壊小孩』。2020年に『隠秘的角落』(バッド・キッ…
〇『繁城之下』全12集(騰訊視頻、2023年) おそらく2022年の制作で、長く放映が待たれていた作品。明の万暦37年、江南に位置する蠹県(とけん)で連続殺人事件が発生する。最初の犠牲者は、捕快(警官)の長である冷捕頭。案山子に擬せられた冷捕頭の遺体に…
〇『虎鶴妖師録』全36集(愛奇藝、2023年) 試しに見てみたら面白くて、けっこうハマってしまった。原作は中国の少年マンガだという。調べたら2013年に始まり現在も連載中(雑誌ではなくネットで)というから長い。はじめ物語がどこに着地するのかよく分から…
〇『塵封十三載』全24集(愛奇藝、2023年) 「当たり年」の感のある今年のドラマの中でも、比較的高い評価を得ていると聞いて見てみた。若い女性を狙った猟奇連続殺人を題材にした犯罪ミステリードラマである。 2010年のある日、南都市の家具展示場で、奇妙…
〇『蓮花楼』全40集+番外編(愛奇藝、2023年) この夏、中国で大ヒットしたドラマである。「美男三人武侠サスペンス」と聞いて、私の趣味ではないかもしれないと思ったのだが、見てみたら、けっこうハマった。時代は架空の王朝「大煕」の設定。武芸の天才・…
〇『君子盟』全29集(騰訊影業、2023) 若手イケメン俳優によるブロマンス・ミステリーと聞いて、あまり私の好みではないかな?と思ったのだが、ホラー風味もありつつ、骨格は善因善果・悪因悪果のスカッとした物語で、けっこう楽しめた。舞台は架空の王朝・…
〇『歓顔』全18集(企鵝影視、新自序影視制作、2023年) 出演者に好きな俳優さんが多かったので、軽い気持ちで見たら面白かった。物語は、1930年の広東省の汕尾から始まる。青年・徐天の父親は南洋で事業に成功し、中国共産党を支援していた。徐天は父親の言…
〇『清平楽』全69集(湖南衛視、騰訊視頻、2019年) 中国ドラマファンの評判がよいことを聞いていたので、いつか見ようと思いつつ、機会がないままになっていたら、5月からBSで『孤城閉~仁宗、その愛と大義~』のタイトルで日本語字幕版が始まった。しかし…
〇『無間』全40集(騰訊視頻、2023年) このところハマる中国ドラマがなくて、何話か見ては撤退するものが続いていたので、思い切って今まであまり見たことのないジャンルに手を出してみた。本作は、抗日戦争末期の上海を舞台とする陰謀劇である。 孤児院育…
〇『狂飆(きょうひょう)』全39集(愛奇藝、留白影視、2023) 中国南方の臨江省京海市(架空の都市)を舞台に、20年にわたる警察と「黒社会」集団の闘いを描いたドラマ。中国では今年の年頭から放映が始まり、大ブームを巻き起こした。「掃黒除悪」(黒社会…
〇『顕微鏡下的大明之絲絹案』全14集(愛奇藝、2023年) 明・万暦年間、江南地方の仁華県に住む豊宝玉とその友人・帥家黙は、賭場のトラブルから膨大な帳簿の整理を押し付けられる。帥家黙は「算呆子」(算術バカ)と呼ばれる青年で、帳簿の中にあった土地契…
〇張藝謀(チャン・イーモウ)監督『崖上のスパイ』(新宿ピカデリー) 1930年代、抗日戦争下の満州国。ソ連で特殊訓練を受けた共産党のスパイ4人組(男性2人:老張、楚良、女性2人:王郁、小蘭)がパラシュートで雪原に降り立つ。彼らの任務は、日本軍の極…
〇『三体』全30集(上海騰訊企鵝影視、中央電視台他、2023年) 世界中で読まれている中国のSF小説、劉慈欣の『三体』(三部作の第1部)をドラマ化したもの。日本語訳は2019年に出版され、私もすぐに読んで堪能した。中国でこの作品が映像化されると聞いたと…
〇『県委大院』全24集(正午陽光、2022年) 大好きな正午陽光の制作だが、今回はちょっと期待外れだった。ドラマは、2015年(中国では、十九大=中国共産党第十九次全国代表大会の前と表現する)から始まる。主人公の梅暁歌(胡歌)は光明県の県長に着任する…
〇『回来的女児』全12集(愛奇藝、2022年) 年末に見たもの。愛奇藝「迷霧劇場」の新作である。このシリーズは、2020年の諸作品が名作すぎて、どうしても点が辛くなってしまうが、本作はまあまあ合格点だと思った。以下【ネタバレあり】であらすじを紹介する…
〇『天下長河』全40集(湖南衛視、芒果TV他、2022) 配信開始前は全く注目していなかったが、本国でも日本の中国ドラマファンの間でも、やたら評価が高いので見てみたら、かなり私好みの作品だった。清・康熙帝時代の黄河治水を扱った作品である。 康熙15年…
〇『喬家的児女』全36集(東陽正午陽光、2021年) 新作ドラマの見たいものが途切れたので、気になっていた1年前の話題作を見てみた。中国ドラマファンにはおなじみ、東陽正午陽光の制作で、さすが期待は裏切られなかった。 始まりは1977年、南京市の陋巷に暮…
〇『消失的孩子』全12集(愛奇藝、2022年) 舞台は中国南方の都市(撮影地は寧波)の団地。サラリーマンの楊遠は、妻の陶芳と9歳になる息子の莫莫の三人暮らし。5階建ての住棟は、2戸が1つの共用階段を使う造りで、楊遠一家は402号室に住んでいた。 冬至の朝…
〇『唐朝詭事録』全36集(愛奇藝、2022年) 全く注目していなかったドラマだが、本国でも日本のSNSでも評判がいいので見てみた。なるほど、なかなか面白かった。設定は唐の景雲年間(と第1話の字幕にある)、武則天の治世が終わり、中宗の復位を経て、同じく…
〇『飛狐外伝』全40集(騰訊視頻、2022年) この作品、私は原作もドラマも知らなかったので、見るべきか迷っていた。そうしたら、2000年代前半に数々の名作武侠ドラマを生み出した張紀中プロデューサーが関わっているという情報が流れてきたので、見ることに…
〇ビョン・ソンヒョン監督『キングメーカー 大統領を作った男』(シネマート新宿) 韓国の近現代史(政治史)を素材にした映画って、どうしてこんなに面白いんだろう。本作の主人公は、第15代韓国大統領となった金大中(キム・デジュン)の選挙参謀だった厳…
〇『神鵰侠侶』全41集(張紀中制作、重慶衛視、2006) 今年のヒットドラマ『夢華録』を見たあとで、そういえば私は、劉亦菲が主演した『神鵰侠侶』見てないんだよなあ…と思ってネットを検索したら、Youtubeに全編搭載されているのを見つけたので、視聴してみ…
○シネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち(みたにかぶき つきあかりめざすふるさと ふううんじたち)』(東劇) みなもと太郎の歴史漫画『風雲児たち』をもとに、三谷幸喜が脚本・演出を担当し、2019年6月に歌舞伎座で上演された作品である。『…