見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

2014オホーツク海沿岸旅行・網走まで

 前日8/15(金)「明日から夏休み」宣言をして職場を出る。東京から来札した友人と、まずは再会の祝杯。大通りのビアガーデン最終日に行こうと思っていたけど、あんまり涼しい(寒い!)ので、適当なお店の店内で飲むことにする。翌朝の出発が早いので、早めに切り上げ。

 8/16(土)朝7:21札幌発の特急「オホーツク1号」に乗車し、旭川遠軽、北見などを経由して(地図を片手に、へえ、こういうルートをたどるのか!と車中で驚く)12:46網走着。5時間を超える列車旅って、日本国内ではいつ以来だろう? 北海道の広さを実感。

 駅前のホテルに荷物を置いて、路線バスで少し郊外の「博物館 網走監獄」へ。日本美術応援団こと赤瀬川原平さんと山下裕二さんの『実業博物館』(文藝春秋 2007)で知って以来、行ってみたいと切望していたもの。正確には、2005年のトークイベントで話を聞いて以来だから、10年越しの念願がかなった!



 門前のレストランで「監獄食」の昼食。職場の仕出し弁当より健康的で美味しい。「麦3:白米7」の麦飯うまいわー。炊いてみようかな。



 構内には多数のマネキン(囚人、監守、面会者など)が設置されており、いい味を出している。一緒に記念撮影できるものもある。首が動いたり、声を出したりするものもあって、芸が細かい。



 ↓(私の)職業柄、こういう小道具も気になる。



 同行の友人も「もっと子供だましかと思っていたら、意外と面白かった」と満足。長い時間を過ごしすぎて、ちょうどいいバスの便がなくなってしまったので、次の目的地の北方民族博物館まで、だらだら坂を30分以上歩く。結局、タッチの差で次のバスに追い抜かれることに。

 しかしこの北方民族博物館、私には意外と面白かった。北海道の北方民族だけでなく「東はグリーンランドのイヌイト(エスキモー)から、西はスカンディナビアのサミまで、ひろく北方の諸民族の文化を対象」とした博物館で、衣食住・宗教祭祀・技術工芸など、具体的な展示品が分かりやすく、また美しくて楽しめた。大林太良氏(このひとの本も好きだったな~)が初代館長でいらしたことを知ったのは、後日の話。

 最終の路線バスで町の中心部に戻る。本物の旧網走監獄の門が移築されて残るという永専寺を見に行く。この寺の僧侶が網走監獄の教誨師を務めた縁から払い下げられたもの。



 なお、この日は網走神社の例祭(祭日は8/15)で、中心部の大通りには延々と露店が並び、びっくりするような人の多さだった。ホテルが素泊まりなので、通りがかりのパン屋さん「アトランテ(ATLANT)」で明日の朝食のパンを買ったら、けっこう美味しかった。次に行くときまで営業してるといいな。

(8/24記)