5月8日に記載した「行かれなかった展覧会」の続報を書いておく。
◇【開催中止】国立歴史民俗博物館 企画展示『昆布とミヨク-潮香るくらしの日韓比較文化誌』(2020年3月17日~5月17日)
◇【開催中止】東京国立博物館 ユネスコ無形文化遺産 特別展『体感! 日本の伝統芸能-歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界-』(2020年3月10日~5月24日)
◇【開催中止】東京藝術大学大学美術館 御即位記念特別展『雅楽の美』(2020年4月4日~5月31日)
◇【開催中止】国立科学博物館 特別展『和食~日本の自然、人々の知恵~』(2020年3月14日~6月14日)
たぶん無理だろうと予想していた展覧会の中止が続々決まった上に、緊急事態宣言が解除されたらすぐ開くだろうと気楽に考えていた、小さい美術館もなかなか開かない。小規模だから、対策が難しいのだろうか。だいたい7月以降の開館を目指している雰囲気である。
◇【開催中止】根津美術館 特別展『国宝燕子花図屏風-色彩の誘惑-』(2020年4月18日~5月17日)
◇【開催中止】根津美術館 企画展『茶入と茶碗-「大正名器鑑」の世界-』(2020年5月30日~7月12日)
◇【開催中止】三井記念美術館『知られざる芸術と文化のオリンピック展』(2020年4月24日~6月16日)
◇【開催中止か?】五島美術館 開館60周年記念名品展I『筆跡の雅び-古筆・古写本・近代書跡-』(2020年4月4日~5月10日)
◇【開催中止か?】五島美術館 開館60周年記念名品展II『絵画の彩り-歌仙絵・水墨画・日本画-』(2020年5月16日~6月21日)
開催期間が変更になった展覧会も多い。大きく後ろ倒しになったものもあるが、江戸博の『奇才』展は会期の大幅短縮になってしまった。絶対面白い展覧会なのに、次回展が決まっているから動かせないのかな?と思ったら、このあと山口県立美術館(夏)、あべのハルカス美術館(秋)への巡回があるためらしい。作品の展示替え情報をチェックして、できれば巡回展にも遠征したいものだ。
◇【開催期間変更(短縮)】江戸東京博物館 特別展『奇才-江戸絵画の冒険者たち-』(2020年4月25日〜6月21日)→(2020年6月2日〜6月21日)
東博は『きもの』展の会期を確保したのはいいが、『聖林寺』『鳥獣戯画』が大幅延期になったことにびっくりした。私は東博のメンバーズプレミアムパスの特別展鑑賞券をまだ1枚残していて、期限が7月初めなのだが、臨時休館期間96日分延長してくれるそうだ。
奈良博のプレミアムカードも期限を延長してくれるらしいが、こちらはもっぱら特別展鑑賞のために買ってあるので、『毘沙門天』も『よみがえる正倉院宝物』も見られないとすると、ちょっとがっかりである。まあ、こんなこともあると思っているけれど…。
◇【開催期間変更】東京国立博物館 特別展『きもの KIMONO』(2020年4月14日~6月7日)→(2020年6月30日~8月23日)
◇【延期/未定】東京国立博物館 特別展『国宝 聖林寺十一面観音-三輪山信仰のみほとけ』(2020年6月16日~ 8月31日)→1年ほどの延期を予定
◇【延期/未定】東京国立博物館 特別展『国宝 鳥獣戯画のすべて』(2020年7月14日~8月30日)→2021年春を予定
◇【延期/未定』奈良国立博物館 御大典記念特別展『よみがえる正倉院宝物-再現模造による天平の技-』(2020年4月18日~6月14日)
そのほか、開催期間の変更が公表されている主な展覧会は以下のとおり。大和文華館は『コレクションの歩み展 II』を5月30日~7月5日に開催し、『同I』をその後に開催するという「奇策」に出た。忙しいけど、どちらも行きたい! 6月末なら関西旅行ができるだろうか。心配だなあ。
◇【開催期間変更】大和文華館 大和文華館開館60周年記念『コレクションの歩み展 I』(2020年4月10日~5月17日)→(2020年7月10日~ 8月16日)
◇【開催期間変更】京都国立博物館 西国三十三所草創1300年記念特別展『聖地をたずねて-西国三十三所の信仰と至宝-』(2020年4月11日~5月31日)→(2020年7月23日~9月13日)
◇【開催期間変更】大阪市立東洋陶磁美術館 特別展『天目-中国黒釉の美』(2020年4月25日~8月16日)→(2020年6月2日~11月8日)
◇【開催期間変更(延長)】中之島香雪美術館 企画展『茶の湯の器と書画-香雪美術館所蔵優品選』(2020年6月13日~8月10日)→ (2020年6月13日~8月30日)
「延期」後の日程が未公表の展覧会も多くて、気がかりである。
◇【延期/未定】日本民藝館 特別展『洋風画と泥絵 異国文化から生れた「工芸的絵画」』(2020年3月31日~6月14日)
◇【延期/未定】MIHO MUSEUM 『MIHO MUSEUMコレクションの形成-日本絵画を中心に-』(2020年3月14日~6月7日)
◇【延期/未定】京都京セラ美術館 館開館記念展『京都の美術 250年の夢.第1部 江戸から明治へ:近代への飛躍-江戸の綺羅星(スーパースター)から明治の京都画壇へ』(2020年4月18日~6月14日)
◇【延期/未定】永青文庫 財団設立70周年記念『新・明智光秀論-細川と明智 信長を支えた武将たち-』(2020年4月25日~6月21日)
今後、大規模な展覧会は基本的に予約制か、1日当たりの人数制限制にしてもよいと思っている。そのほうが入館者にとっては快適だろう。しかし、日本の美術館や博物館の場合、入館者数が減ると経営が厳しくなるんだろうなあ。つらい。