2021-01-01から1年間の記事一覧
〇東京国立博物館 伝教大師1200年大遠忌記念・特別展『最澄と天台宗のすべて』(2021年10月12日~11月21日) とにかく見たかった『聖徳太子及び天台高僧像』全10幅を堪能したので、そのほかの展示物に目を向ける。まず冒頭に、滋賀・観音寺の伝教大師(最澄…
〇東京国立博物館 伝教大師1200年大遠忌記念・特別展『最澄と天台宗のすべて』(2021年10月12日~11月21日) 2021年が、伝教大師最澄(766or767-822)の1200年の大遠忌にあたることを記念し、延暦寺における日本天台宗の開宗から江戸時代に至るまでの天台宗…
■龍谷ミュージアム 秋季特別展『アジアの女神たち』(2021年9月18日~11月23日) 豊穣・多産のシンボルとして、あるいは音楽・文芸・吉祥などを司る存在として、さらには残虐な戦闘のシンボルとして、多様な願いを託されたアジア各地の女神たちを紹介する。…
■大和文華館 特別展『天之美禄(てんのびろく) 酒の美術』(2021年10月9日~ 11月14日) 酒にまつわる多様な美術作品によって、古代から近世の東アジアにおける酒の文化を紐解く。古代中国の青銅器から青花の盃や粉引徳利まで、実際に酒を飲むことを思い浮…
〇愛知県美術館 企画展『曾我蕭白 奇想ここに極まれり』(2021年10月8日~11月21日) 週末関西旅行、正倉院展のほかにも欲張ってたくさん回ってきたので、感想はまとめて書こうかと思ったが、この展覧会は単独で取り上げておきたい。 特に事前情報もなく、会…
個人的なメモとして、正倉院展の参観記録をまとめておく。このブログに記事があるのは、2004年の第56回展からだが、「このところ3年連続で行っている」と書いているので、第55回、第54回は行っている模様。その前にも一二回、行ったことがあると思う。 平成1…
〇奈良国立博物館 『第73回正倉院展』(2021年10月30日~11月15日) 正倉院展は、昨年同様、今年も完全予約制と聞いたので、チケット販売開始と同時に希望の日時を予約した。10月31日(土)朝9時の予約だったので、30分前に行ってみると、すでにピロティの折…
〇『啓航:当風起時』全36集(企鵝影視、2021) タイトルは簡体字で『启航』と書く。船や飛行機の「出航」の意味らしい。1991年、燕京大学計算機研究所の譚主任は、国内のあらゆる企業・行政部門にコンピュータを普及させるため、米国のコンピュータ企業・康…
〇国立文楽劇場 令和3年錦秋文楽公演(2021年11月1日、11:00~、14:00~) 月曜に有休を取り、土日月の2泊3日で関西方面で遊んできた。最終日の月曜は文楽公演へ。今年は恒例の新春公演に行けなかったので、大阪で文楽を見るのは1年ぶりである。平日の公演を…
緊急事態宣言がようやく解除されて、2年ぶりの本格的な展覧会シーズンが始まった感じである。忙しいけれど、うれしい。 ■丸善・丸の内本店4階ギャラリー 第33回慶應義塾図書館貴重書展示会『蒐められた古(いにしえ)-江戸の日本学ー』(2021年10月6日~10…
〇東京ステーションギャラリー 『小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌』(2021年10月9日~11月28日) 小早川秋聲(1885-1974)の幅広い画業を見渡す、初めての大規模な回顧展。小早川秋聲の名前は知らなくても、彼の代表作『國之楯』、暗闇に横たわる兵士(将校)…
懸案だったスマホの機種変更をした。これが人生3台目のスマホである。 最初はHTCという台湾のメーカーの製品で4年くらい使った。 次に2018年1月から使っていたのがHuaweiの製品。使い始めた当初は、こんなに世界中で警戒される会社になるとは思っていなかっ…
〇横浜ユーラシア文化館 特別展『オホーツク文化-あなたの知らない古代-』(2021年10月16日~12月26日) とても嬉しい展覧会が始まったので、さっそく見てきた。オホーツク文化とは、サハリン南部から北海道の東北部、千島列島にかけて、5世紀から9世紀頃…
緊急事態宣言が明けたので、以前の職場の友人3人に声をかけて、渋谷のビストロ「ペリメニ」で食事をした。ロシアの水餃子ペリメニを中心に、シードル、ワインに合う料理を用意しているというお店。コースはないのだが、5,000円くらいでお任せで設定してもら…
■東京国立博物館・本館14室 特集『浅草寺のみほとけ』(2021年9月28日~ 12月19日) 金龍山浅草寺(台東区)から寄託された仏像13件17体を、近年実施された文化財調査の結果も踏まえて一堂に展示する。浅草寺は、東京の人間には「盛り場」「観光名所」のイメ…
〇濱口桂一郎『ジョブ型雇用社会とは何か:正社員体制の矛盾と転機』(岩波新書) 岩波書店 2021.9 著者は12年前の著書『新しい労働社会』(岩波新書、2009)で「ジョブ型」「メンバーシップ型」という雇用の類型を紹介したことで知られている。私はこの本は…
〇東京美術倶楽部 『東美特別展 TOBI ART FAIR 2021』+同時開催『美のまなざし』(2021年10月15日~17日) 四年ぶりの『東美特別展』に行ってきた。本来なら、三年に一度のペースで、2020年に第21回が開催されるはずだったが、コロナ禍で一年延期となっての…
■福岡市美術館 特別展『没後50年 電力王・松永安左エ門の茶』(2021年10月9日~11月21日) 九州歴史資料館の次はここへ。実は前日に開催情報をキャッチして、行ってみることに決めた。本展は、松永安左エ門/耳庵(1875-1971)の「電力王」と称えられた実業家…
■九州歴史資料館 特別展『九州山岳霊場遺宝-海を望む北西部の山々から-』(2021年10月9日~12月5日) 日曜は再び西鉄を利用して、九州歴史資料館へ向かう。自分のブログを検索すると、2011年に一度来たことがある。三国が丘という駅名は覚えていたが、駅前…
〇九州国立博物館 特集展示・没後350年記念『明国からやって来た奇才仏師 范道生』(2021年7月17日~10月10日) 文化交流展示室に入ると、左横の第11室の入口を囲むように巨大な羅漢像の写真が飾り付けられていた。京都・萬福寺(万福寺)の羅怙羅(らごら)…
この夏、九州国立博物館で、仏師・范道生の特集をやっていると知って、見に行きたいと強く思った。しかし緊急事態宣言下で、なかなか遠出に踏み切れない…。と思っていたら、昨年、コロナ禍で延期になった特別展『海幸山幸』が始まるという。そして、なんと10…
〇佐賀県立美術館 特別展『白馬、翔びたつ-黒田清輝と岡田三郎助-』(2021年9月 7日~10月17日) 先週末は九州へ遊びに行ってきた。九博で、どうしても見たい展示があって、ピンポイントでこの週末に決めた。そうしたら、この展覧会にも行きたくなって、金…
〇府中市美術館 開館20周年記念『動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり』(2021年9月18日~11月28日) 2000年10月に開館した府中市美術館の開館20周年を記念する特別展。本来、2020年秋に予定されていたが、コロナ禍で1年遅れの開催とな…
〇原武史『歴史のダイヤグラム:鉄道に見る日本近現代史』(朝日選書) 朝日新聞出版 2021.9 朝日新聞土曜別刷り「be」に2019年10月から2021年5月まで連載されていたコラムに加筆修正し、新たに構成してまとめたものだという。本書の章立ては「移動する天皇…
〇大井赤亥『現代日本政治史:「改革の政治」とオルタナティヴ』(ちくま新書) 筑摩書房 2021.9 本書は、1990年代以降の日本政治を「改革」をめぐる対立軸で捉えるとともに「改革の政治」を超える新たなオルタナティヴの提示を目指したものである。 55年体…
10月1日、東京都の緊急事態宣言が解除された。蔓延防止等重点措置の適用も見送られ、完全解除は半年ぶりである。長かったー! いちおう東京都は「リバウンド防止措置期間」を設定しているが、近隣の飲み屋は夜の営業を再開し、行きつけの公共図書館で氏名と…
〇関幸彦『刀伊の入寇:平安時代、最大の対外危機』(中公新書) 中央公論新社 2021.8 刀伊(とい)の入寇とは、摂関時代の寛仁3年(1019)、中国東北部の女真族が、壱岐・対馬そして北九州に来襲した事件である。「教科書にも簡略ながら記載がある」という…
〇横山宏章『孫文と陳独秀:現代中国への二つの道』(平凡社新書) 平凡社 2017.2 中国ドラマ『覚醒年代』に触発されて、まだ関連書を漁っている。本書は、中国近代史に大きな足跡を残した、思想家にして革命家、孫文(1866-1925)と陳独秀(1879-1942)の二…
〇『天龍八部』全50集(企鵝影視、新麗伝媒等、2021) 原作は、何度も映像化されている金庸の武侠小説。時代は北宋。宋の周辺には、女真(のちの金)、契丹(遼)、西夏、大理などの諸民族・諸王朝が勃興していた。大理国の皇帝の甥・段誉、契丹人でありなが…
〇和歌山県立博物館 企画展『きのくにの宗教美術-神仏のさまざまな姿-』(2021年8月28日~10月3日) 奈良を大和文華館だけで切り上げて、近鉄→南海で和歌山へ移動。もうひとつ見たかった展覧会に寄っていく。本展は、これまで県内各地で国宝・重寺社・堂祠…