2017-01-01から1年間の記事一覧
〇京都国立博物館 開館120周年記念 特別展覧会『国宝』(2017年10月3日~11月26日)(第4期:11月14日~11月26日) 国宝展第4期に行ってきた。これで第1期、第2期、第3期とあわせて、コンプリートになった。直前までそんな予定はなかったのだが、第4期の見ど…
先日、奈良博の正倉院展に行ったことで、東京国立博物館「パスポート」の特別展観覧の権利を全て使い切ってしまった。これからどうしたらよいか、途方にくれている。 この制度を友人に教えてもらったのは、もうずいぶん前のことだ。東博パスポートは東京・京…
〇澤田瑞穂『中国史談集』(ちくま学芸文庫) 筑摩書房 2017.9 中国の文学・民間信仰・怪異研究者である澤田瑞穂氏(1912-2002)の史談集。原本は2000年に早稲田大学出版部から刊行されたもので、一部を除き(4編)、未発表の作と新たに書き下ろされた作から…
■大阪歴史博物館 特別企画展『世界に誇る大阪の遺産-文楽と朝鮮通信使-』(2017年9月30日~11月26日) 私は文楽も好きだし、朝鮮通信使にも興味があるが、なんだよこの取り合わせ、と思いながら見に行った。6階の特別展示フロアに上がると、通路を挟んで右…
■天理参考館 特別展『天理図書館 古典の至宝-新善本叢書刊行記念-』(2017年9月16日~11月27日) 先週末の関西旅行の続きを駆け足で。正倉院展(奈良博)のあとは天理に移動。本展は、2015年4月から始まった新天理図書館善本叢書の刊行を記念する特別展。…
〇亀山郁夫、沼野充義『ロシア革命100年の謎』 河出書房新社 2017.10 今年2017年は、ロシア革命から100年目に当たる。そこで、池田嘉郎『ロシア革命:破局の8か月』(岩波新書)を読んでみたりしたが、基礎知識が不足しすぎて、よく理解できないことが多かっ…
〇奈良国立博物館 『第69回正倉院展』(2017年10月28日~11月13日) 今年も正倉院展に行ってきた。前日は京博の国宝展でくたくたになり、奈良・新大宮泊。日曜の朝、早めに宿を出て、7時半頃、博物館に到着すると、先頭から20~30人目くらいに並ぶことができ…
〇中北浩爾『自民党-「一強」の実像』(中公新書) 中央公論新社 2017.4 私は安倍政権に強い不満を持っているので、現政権の礼賛本は読みたくない。その一方、感情的な非難で留飲を下げているだけの「反安倍」本にもうんざりしている。2017年10月の衆議院選…
〇京都国立博物館 開館120周年記念 特別展覧会『国宝』(2017年10月3日~11月26日)(第3期:10月31日~11月12日) 国宝展第1期、第2期に続き、第3期も行ってきた。第1期は土曜の夕方だったが、待たずに入れた。第2期は平日の夕方で、正面ゲートは待たずに入…
三連休は、例年どおり奈良・正倉院展へ行ってきた。土曜日は京都で国宝展(第3期)と決めていたが、その前に非公開文化財特別公開をいくつか訪ねた。 ■大悲山一音院 法性寺(京都市東山区) 京都に到着後、最初にここへ。ずいぶん前に一度来たことがあるので…
私は総体的に物持ちがいい方だと思う。大きな不満がなければ、いつまでも同じものを使い続けたい。買い替えは面倒臭い。アナログな道具だけでなく、デジタルまわりにも同じ態度をとってしまう。 最近(といっても半年くらい前から)マウスの反応が鈍くなった…
〇三井記念美術館 特別展『驚異の超絶技巧!:明治工芸から現代アートへ』(2017年9月16日~12月3日) 早い時期から「明治の工芸推し」を表明していた山下裕二先生の監修。同館は、2014年にも特別展『超絶技巧!明治工芸の粋』を開催しているが、本展は、明…
〇サントリー美術館 六本木開館10周年記念展『天下を治めた絵師 狩野元信』(2017年9月16日~11月5日) 狩野派の始祖・正信の息子、二代目・狩野元信(1477?-1559)は、卓越した画技を持ち、歴代の狩野派絵師の中で最も高く評価されてきた絵師。和漢の両分野…
○雑誌『芸術新潮』2017年10月号「オールアバウト運慶」 新潮社 2017.10 東京国立博物館の『運慶』展の連動企画。個人的に、『運慶』展には必ずしも高い評価をつけていないのだが、本誌の特集は非常によかった。金沢文庫主任学芸員の瀬谷貴之さんの解説がいい…
〇永江朗『ときどき、京都人:東京←→京都、二都の生活』 徳間書店 2017.9 京都駅八条口の近鉄名店街に「ふたば書房」という本屋さんがある。文庫・新書だけでなく、読み応えのある本もおいているので、旅先で本が切れたときには重宝している。それと、さすが…
〇細見美術館 『末法/Apocalypse-失われた夢石庵コレクションを求めて-』(2017年10月17日~12月24日) 釈迦の死後1500年(一説には2000年)を経て始まるといわれる「末法」の世。平安の貴族たちは、永承7年(1052)に末法の世に入るという予言を信じ、極…
〇藤原辰史『トラクターの世界史:人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち』(中公新書) 中央公論新社 2017.9 はあ?トラクター?と思いながら、おそるおそる読んでみたらとても面白かった。情報豊富で、歴史の新しい視点を手に入れたような気がする。私は完全な…
〇京都国立博物館 開館120周年記念 特別展覧会『国宝』(2017年10月3日~11月26日)(第2期:10月17日~10月29日) 国宝展第1期に続き、第2期も行ってきた。当初は行くつもりがなかったのだが、京都・龍光院の曜変天目が出ると知って、無理やり予定を入れた…
明日は投票日である。この選挙戦、ドラマか小説のように色々なことがあったけど、立憲民主党の立ち上げこそ私にとっては「希望」の光だった。枝野幸男さんの演説は、はじめ吉祥寺駅前で聞き、SNSを通じて何度も聞いた。だいたい同じことの繰り返しだったけど…
今年度初めての有休が取れることになったので、日帰りで京都へ! 本当はこの土日に1泊旅行を計画していたのだが、東京にほかの予定もあり、衆院選も気になるし、いろいろ困っていたら、昨日の午後、これは金曜に休めるのではないか?ということに気がつき、…
〇雑誌『BRUTUS』2017年10/15号「国宝。」 マガジンハウス 2017.10 京博の『国宝』展と全面タイアップという感じの誌面である。冒頭に「国宝の基礎知識。」を掲げ、見開きページで解説したあとは、写真いっぱいの国宝紹介。ざっと見たところ、『国宝』展に出…
〇日本民藝館 特別展『ウィンザーチェア-日本人が愛した英国の椅子』(2017年9月7日~11月23日) 18世紀前半にイギリスで生まれたウィンザーチェアを中心に、欧米の多様な椅子を展観し、その造形美を紹介する特別展。主に日本や朝鮮の工芸を収集している同…
〇東京国立博物館 興福寺中金堂再建記念特別展『運慶』(2017年9月26日~11月26日) 日本で最も著名な仏師・運慶の作品を興福寺をはじめ各地から集め、さらに運慶の父・康慶、実子・湛慶、康弁ら親子3代の作品を揃えて次代の継承までをたどる。この秋、間違…
〇東京芸大大学美術館 シルクロード特別企画展『素心伝心 クローン文化財 失われた刻の再生』(2017年9月23日~10月26日) 東京藝術大学は、劣化が進行しつつある或いは永遠に失われてしまった文化財の本来の姿を現代に甦らせ、未来に継承していくための試み…
○梅林秀行『京都の凸凹を歩く:名所と聖地に秘められた高低差の謎』 青幻舎 2017.5 『京都の凸凹を歩く:高低差に隠された古都の秘密』からちょうど1年。嬉しいことに続編が刊行された。今回、取り上げられているのは「嵐山」「金額寺」「吉田山」「御所東」…
〇愛知県美術館 開館25周年記念『長沢芦雪展:京(みやこ)のエンターテイナー』(2017年10月6日~11月19日) 三連休3日目の月曜日は名古屋に移動。「愛知県美術館」って覚えがないなあと思ったら、私は2005年に『自然をめぐる千年の旅』を見に来て以来の再…
■大徳寺本坊(京都市北区) 三連休2日目の日曜日は、朝から大徳寺へ。10月の第二日曜といえば、大徳寺の宝物曝涼(むしぼし)である。昨年は小雨のパラつく生憎の天気だったが、今年は朝から気温も上がり、夏日のような青空。私は三度目の参観になるが、前回…
〇京都国立博物館 開館120周年記念 特別展覧会『国宝』(2017年10月3日~11月26日)(第1期:10月3日~10月15日) 国宝展第1期に行ってきた。当初は日曜の朝から並ぶつもりだったが、SNSを見ていると、開館前から数百人の行列ができているらしい。今回は「入…
■大津歴史博物館 大津京遷都1350年記念 企画展『大津の都と白鳳寺院』(2017年10月7日~11月19日) 三連休関西旅行は大津から。本展は、667年に天智天皇が飛鳥から大津に遷都し、近江大津宮、いわゆる「大津京」が置かれて1350年になることを記念する企画展…
三連休は京都・名古屋で秋の展覧会めぐりをしてきた。直前にネットで京都の観光情報を調べていたら、八瀬の赦免地(しゃめんち)踊りというお祭りを見つけた。実は以前、京都文化博物館が「八瀬童子関係資料」をテーマとした展示をやったとき、この祭礼の写…